12月11日(火)16:30~18:30(開場16:00)
地政学に関するイタリアの主要月刊誌Limes(リメス)の協力を得て、イタリア文化会館とイタリア大使館が主催する本討論会では、イタリアと日本の専門家が、両国における現在の地政学上の問題を検証し、現代社会がもたらす挑戦に応えるために両国がどのような協力関係を構築し、シナジー効果を生み出すことができるかを議論します。議題として、つねに外交関係の中心を成してきた主要テーマを取り上げるとともに、近年の自由貿易協定によって推し進められたグローバルな経済地理学を背景に、両国の状況を比較し、検討します。
討論会を通して、日伊両国が主要な役割を果たしている国際情勢上の重要な問題について、専門家だけではなく一般の聴衆の皆さまにも理解を深めていただけることでしょう。
[日伊同時通訳付]
お申し込み方法:こちらをクリックしてください。
お問い合せ: eventi.iictokyo@esteri.it
登壇者
ジョルジョ・スタラーチェ(駐日イタリア大使)
「イタリアと日本 新しい地政学の試み」
ルーチョ・カラッチョロ(Limes創立者、編集長)
「イタリアの視点から見た世界の地政学」
ダリオ・ファッブリ(Limes学術委員、アメリカ担当コーディネーター)
「歴史の表舞台に戻ってきた日本」
ノエミ・ランナ(ナポリ東洋大学東アジア国際関係史准教授)
「地域的関連性 ヨーロッパと東アジアにおけるイタリアと日本」
等松 春夫(防衛大学校国際関係学科教授)
「日本と地政学-歴史的概観-」
坂井 一成(神戸大学大学院国際文化学研究科教授)
「安全保障文化と移民難民問題:日本とイタリアを取り巻く環境」
モデレーター:パオロ・カルヴェッティ(イタリア文化会館館長)
イタリアと日本 地政学資料図展 12月11日~15日 11:00~18:00
関連企画として、1階のエキジビションホールで、リメスに掲載されたイタリアと日本に関するさまざまなテーマ別資料図24点を展示します。(監修:ラウラ・カナーリ)