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第1回「フォスコ・マライーニ賞」授賞式

1930年代の来日以来、日本人の生活に融け込み、日本文化の深層にまで分け入り、独自の学問領域を切り拓いたフォスコ・マライーニ。マライーニはさまざまな分野に関心をもち、他に類を見ない日本研究者でした。民族学者であり、写真家、登山家、詩人、作家でもあったマライーニは、とりわけ伊日両国をつなぐ大きな役割を果しました。その名をとって今年設けられた本賞は、日本におけるイタリア文化への理解と関心を促進することを目的としており、1987年に創設され、2007年まで続いた「マルコ・ポーロ賞」を継承するものです。
選考委員は、西谷修、小佐野重利、尾崎真理子、酒井啓子、和田忠彦(委員長)の5氏で、今回の受賞作は、2011年1月から2013年6月までの間に日本語で出版されたイタリアに関する著作の中から選ばれました。

授賞式は、11月15日(金)18時30分からイタリア文化会館アニェッリホールにて行われ、正賞の楯と副賞50万円が贈呈されます。

○第1回フォスコ・マライーニ賞受賞作

水野千依(みずの ちより)
『イメージの地層 ルネサンスの図像文化における奇跡・分身・予言』
(名古屋大学出版会 2011)

著者略歴
1997年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。2010年、京都大学博士(人間・環境学)。日本学術振興会特別研究員、京都造形芸術大学助准教授などを経て、現在、京都造形芸術大学芸術学部教授。専門はイタリア・ルネサンス美術史・芸術理論。

お申込み方法:「フォスコ・マライーニ賞 授賞式」を件名として、参加者名、参加希望人数、電話番号を明記のうえ、corsi.iictokyo@esteri.it までメールをお送り下さい。

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