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「星座と星群」 COSTELLAZIONE & ASTERISMA

アレッシオ・シルヴェストリン ソロパフォーマンス

ダンサーとして活躍しながら、美術、音楽活動も精力的に 行っているマルチ・アーティスト、アレッシオ・シルヴェストリンが、映像を駆使した演奏、ダンスのソロパフォーマンスを行います。本公演では、「星座と星
群」をテーマにした、さまざまな時代の音楽を取り上げ、チェンバロやトイピアノなどの演奏や自作映像、ダンスなどを融合しています。そこでは、「星座と星 群」がもつ深遠な世界や精神性が、身体表現や音楽を通して、描き出されています。

プログラム

ジョアンピエトロ・デル・ブオーノ(16世紀~17世紀)
14のソナタ集「アヴェ・マリス・ステラ」
デル・ブオーノは17世紀中期にパレルモの宮廷で活躍した作曲家。シルヴェストリンがチェンバロで奏でる14のソナタは、海の星に例えられた聖母マリアを讃えるグレゴリオ聖歌をテーマにしている。バックにシルヴェストリンの56枚の絵が投影される。

カールハインツ・シュトックハウゼン(1928-2007)
ティアクライス(十二宮) 星座のための12のメロディー
20世紀現代音楽の巨匠シュトックハウゼンが1970年代に作曲した同作は、オルゴールのために作られたが、楽器が指定されておらず、さまざまなバージョンが存在する。シルヴェストリンは、2台のトイピアノに鈴(りん)と木柾(もくしょう)で編曲。 茶室で自身が演奏する様子を撮影した映像を前に、ダンスパフォーマンスをする。

コデクス・ファエンツァ117(15世紀)
イン ペリアル セデンド
アヴェ マリス ステラ
ファエンツァの図書館に所蔵されている15世紀初頭の写本「コデクス・ファエンツァ」には、現在発見されている鍵盤楽器音楽の楽譜でもっとも古い曲集のひとつが収められている。そのなかから海の星マリアへの讃歌を織り込んだ2曲がヴァージナル(チェンバロの一種)で演奏される。

アレッシオ・シルヴェストリン(1973- )
17俳句
シルヴェストリンの最新作。チェンバロと木魚のための17の俳句が演奏される。俳句の17音(5・7・5)と、ヴァージナルの鍵盤が51鍵(17x3)であることをふまえて作曲されている。

 

お申し込み:件名を「11月28日公演」として、お名前、電話番号、参加人数を明記の上、メールにてeventi.iictokyo@esteri.itまでお申し込みください。
お問い合せ:イタリア文化会館 Tel: 03-3264-6011(内線13,
29)

アレッシオ·シルヴェストリン Alessio Silvestrin
モンテカルロのダンス・クラシック・アカデミー、スイスのルードラ・ベジャール学校を修了。また、ヴィチェンツァのア
リッゴ・ペドロッロ音楽院でピアノを、モンテカルロのレニエ三世音楽院でハープシコードを学ぶ。フランチェスコ・ヴァルダンブリーニの指導の下で「トリコ ルダーレ音楽」を学ぶ。ベジャール・バレエ・ローザンヌ、リヨン国立オペラ・バレエ、フランクフルト·バレエ団でダンサー、振付師、作曲家として活躍。フォーサイス・カンパニーにて客演する。愛知芸術文化センター、YCAM
山口情報芸術センター、Noism 01、新国立劇場、セルリアンタワー能楽堂、スタジオ・アーキタンツ、ヴェニス・ダンス・ビエンナーレなどから作品を委嘱されている。http://www.alessiosilvestrin.com/

「本公演の開催にあたり、ご協力いただきましたカティア・チェントンツェ氏、山野辺暁彦氏、アンドゥ・デザイン、アーキタンツ・スタジオに心より感謝いたします。」
アレッシオ・シルヴェストリン

 

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  • 協力: \N