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魅惑の海女たち

日程:

16/06/2015


魅惑の海女たち

フォスコ・マライーニ写真展

フォスコ・マライーニ(1912-2004)はイタリアの著名な人類学者で、民俗学や東洋学の分野でも多くの業績を残しました。また著述家、登山家、写真家としても活躍するなど、その活動は多岐にわたりました。

マライーニが初来日したのは1939年で、北海道大学でアイヌ研究をするためでした。戦後イタリアへ帰国しますが、その後もたびたび日本を訪れ、日本に関する論文や著作を多数著しました。

1954年、マライーニは長年関心をもっていた海女について調査をし、ドキュメンタリーを撮るために、能登半島の北に位置する舳倉島と御厨島を訪れます。そのとき、村の様子や伝統行事、村人たちや海女の姿を写真に撮り、その一部は1960年に出版された著作『海女の島 舳倉島』にも収められています。

本展では、そのなかから海女の写真を中心に30点展示します。水中でも多く撮られたこれらの写真は、躍動感にあふれた、純真無垢な海女の姿を写し出しています。

また、カメラを水中で使用するときに使っていた防水用の手作りのケース3点もあわせて展示します。

日本では一昨年、海女を描いたテレビドラマが話題になりましたが、マライーニの作品では、60年も前の海女たちの様子を目にすることができます。それらは、記録としての価値をもつだけでなく、それ以上に、芸術性の高い作品として評価を受けています。

お問い合せ:イタリア文化会館 eventi.iictokyo@esteri.it  Tel. 03-3264-6011(内線13, 29)

フォスコ・マライーニ Fosco Maraini1912年フィレンツェ生まれ。高校卒業の頃から写真に興味をもち始め、未来派写真展へも出品する。1936年にはフェッラーニア写真コンクールで最優秀賞を受賞した。1937年、G.トゥッチのチベット遠征に参加。1938年にフィレンツェ大学を卒業し、翌年、北海道大学でアイヌ研究をするため来日した。終戦後イタリアに帰国。その後たびたび日本を訪れた。1950年代にはカラコルム山脈のガッシャーブルムIV峰やヒンドゥークシュ山脈の高峰サラグラールに登頂した。訪れたそれぞれの地で撮った写真は高く評価されている。

2001年には東京でフォスコ・マライーニ写真展「イル・ミラモンド-レンズの向こうの世界 60年間のイメージの記録」が開催される。2002年、90歳を記念して、フィレンツェ市がヴェッキオ宮殿五百人広間で祝賀行事を行った。

2004年没。蔵書や25,000点を超える写真は、フィレンツェのG.P.ヴィッシュー文庫が管理している。勲三等旭日中綬章(1982)、国際交流基金賞(1986)受賞。日本山岳会名誉会員でもあった。翻訳された著書に、『チベット そこに秘められたもの』 Segreto Tibet, 1951(1958年, 理論社)、『海女の島 舳倉島』 L’isola delle pescatrici, 1960(1989年, 未来社, 新装版2013年)、『随筆日本 イタリア人の見た昭和の日本』 Ore giapponesi, 1957(2009年, 松籟社)など。 

インフォメーション

開催日: 開始日 2015 年 6月 16 日 終了日 2015 年 6月 30 日

入場 : 無料


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