カンティクム・ノヴム合唱団コンサート
「愛」は、世界のいたる所でもっとも頻繁に使われている言葉でしょう。聖なる愛と俗なる愛。愛というのはいわく言い難い感情であり、文学、音楽、美術でもっともよく扱われているテーマです。本公演では、宮廷楽長、作曲家、宗教人として生涯を教会に捧げたパレストリーナやバンキエーリなどのアカペラの宗教曲や、ヴェルディやロッシーニのオペラ、人間への愛を表現したアリエル・ラミレスの作品を取り上げます。
カンティクム・ノヴム合唱団
G.P. ダ・パレストリーナ (1525-1594)“Missa Aeterna
Christi munera”よりKyrie, Gloria
A. スカルラッティ (1660-1725)Exultate
Deo
A. バンキエーリ (1568-1634)Capricciata
e contrappunto bestiale alla mente
カンティクム・ノヴム オーケストラ&B.A.M.P.
G. ヴェルディ (1813-1901)歌劇「ナブッコ」より 行け、わが思いよ、黄金の翼に乗って
G. ロッシーニ (1792-1868)歌劇「エジプトのモーゼ」より 汝の星をちりばめた王座
A. ラミレス (1921-2010)
“Misa Criolla” Kyrie, Gloria,
Credo, Sanctus, Agnus Dei“Navidad Nuestra”より La Peregrinacion,
Los Reyes Magos
お申し込み:件名を「10月29コンサート」として、お名前、電話番号、参加人数を明記の上、メールにて
eventi.iictokyo@esteri.it までお申し込みください。お問い合せ:イタリア文化会館
eventi.iictokyo@esteri.it Tel.
03-3264-6011(内線13,
29)
カンティクム・ノヴム
ファビオ・チョフィーニ 指揮パオロ・マチェドニオ ヴォーカル、ギター、チャランゴアンナ・アウリージ ヴォーカルファビオ・チェッカレッリ フルートダニエラ・スカレッティ ピアノヴィンチェンツォ・リトリポージ コントラバスB.A.M.P.(打楽器グループ)サブリーナ・バカーロ、アンジェラ・フッチ、ルーカ・グレゴーリ、マリアンジェラ・ペッリチェッリ、キアラ・トマッシーニ
Fabio
Ciofini ファビオ・チョフィーニペルージャ音楽院でオルガン、ピアノ、フォルテピアノをそれぞれW.デ・ポル、M.F.スパヴェンティ、C.ヴェネリに師事する。またフィエゾレ音楽学校でA.フェーディのもとでクラヴィチェンバロを学ぶ。その後、アムステルダム音楽院でJ.ファン・オールトメルセンにオルガンを学び、1999年にバロック音楽の修士号をとる。1995年、コッレシーポリ(テルニ市)にあるサンタ・マリア・マッジョーレ教会のパイプオルガン(1678年W.ヘルマンス製作)奏者に任命される。イタリア、ヨーロッパ諸国、アメリカで演奏会を行うほか、マスタークラスも開いている。ルフトハンザ・フェスティバル、ユトレヒト古典音楽祭、ヴァンター・バロック・フェスティバル、アトランティック・フェスティバルなど古典音楽の主要なフェスティバルに招聘される。指揮者としても活躍している。ミラノのボッテーガ・ディスカンティカ、シアトルのロフト・レコーディングス、アムステルダムのブリリアント・クラシックスからCDをリリース。ヘルマンス・アカデミーで指揮者を務め、E.ガッティ(ヴァイオリン)、R.インヴェルニッツィ(ソプラノ)、B.ファン・オールト(フォルテピアノ)などと共演する。ファン・オールトとは