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上映会「ボルサリーノ・シティ」

イタリアの有名帽子ブランド、ボルサリーノの歴史を描いたドキュメンタリーを上映します。
1857年にジュゼッペ・ボルサリーノがピエモンテ州アレッサンドリアに工房を設立し創業して以来、三代125年にわたりボルサリーノ家によって経営が受け継がれ、その後、経営形態は変わったものの、今なお時代にあったスタイルを創造し、上質な帽子を作り続けています。
ボルサリーノの帽子は、優れた製法、販売戦略によって、また、ハリウッドの黄金時代の作品でよく使われたことによっても人気を得て、世界中に広まっていきました。
本作では、過去の映像やインタビューを交え、小さな工房から始まったボルサリーノが世界に誇るブランドとなっていく様子や、社会の変化にともなうボルサリーノの帽子作りの変遷などが語られます。
上映に先立ち、監督のエンリカ・ヴィオラ氏による解説があります(日伊逐次通訳付)。

(BD上映、2015年、イタリア語・フランス語・英語版日本語字幕付、79分)

ボルサリーノ・シティ Borsalino City
監督:エンリカ・ヴィオラ
脚本:パオラ・ロータ、エリカ・リッフレード、エンリカ・ヴィオラ
製作:ウナフィルム
製作協力:アパパイヤ、レ・フィルム・ディシ2、アルテ・フランス
協力:イスティトゥート・ルーチェ・チネチッタ、ライ・チネマ
助成:イタリア文化財・文化活動・観光省

お申し込み方法:こちらをクリックしてください。
お問い合せ: eventi.iictokyo@esteri.it Tel. 03-3264-6011(内線24, 10)

エンリカ・ヴィオラ Enrica Viola
トリノ生まれ。映画記号論で学位を取得。1996~97年にかけて、トリノでダニエーレ・セグレが主宰するドキュメンタリー制作のための学校に通う。デビュー作は、マルチェッロ・ピッカルドに関するドキュメンタリーSe la vita è meglio, butti via la telecamera(本物の人生の方が良ければ、カメラはいらない)で、1998年にミラノのフィルムメーカー・フェスティバル、トリノ・フィルム・フェスティバルで上映される。1998年から2008年まで、RAIの衛星放送のためドキュメンタリー番組に携わる。2008年以降、自身の制作会社であるウナフィルム(UNA Film)で、イタリア内外の会社の協力を得て作品を制作。近年の作品に、Il mio amato Pogolotti(「私の愛するポゴロッティ」, イタリア=キューバ, 2010)、The Lives of Mecca(ステファノ・エッテル監督, スイス=イタリア, 2015)、Borsalino City(「ボルサリーノ・シティ」, イタリア, 2015)。

  • 主催: イタリア文化会館
  • 協力: UNA FIlm