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第2回ヨーロッパ文芸フェスティバル

駐日欧州連合(EU)代表部・在日EU加盟国大使館・EUNIC Japan(在日EU加盟国文化機関)主催、一般社団法人リット・ストック協力、J-WAVE後援のもと、第2回ヨーロッパ文芸フェスティバルを開催します。今年はヨーロッパ16か国(アイルランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、スペイン、チェコ、ドイツ、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、ラトビア)の作家が一堂に会します。

駐日欧州連合(EU)代表部、イタリア文化会館、アンスティチュ・フランセ東京、チェコセンター、HMV&BOOKS SHIBUYA、東京ビッグサイトで3日間にわたって行われるこのイベントでは、「文学とジェンダーについて考える」や「日本に住む、日本を書く」、「越境する表現、その差分から見る文芸」など、様々な視点やテーマで、朗読やレクチャー、対談、パネルディスカッションが行われます。

今年はさらに、新進気鋭の欧州現代作家に贈られる「EU文学賞」の受賞者5名が自身の作品の魅力について話すイベントが新たに加わると同時に、EU諸国が海外マンガフェスタにも参加します。

イタリアからは小説家のパオロ・コニェッティ氏が、この10月に関口英子訳で翻訳が新潮社から出版されたばかりの自身の作品『帰れない山』(原題:Le otto montagne)について語ります。この小説はドロミーティを舞台に、二人の少年の友情を描いた感動長編で、2017年のストレーガ賞ならびにメディシス賞外国小説部門を受賞するなど、イタリアの小説としては異例の、刊行直前に30か国以上に版権が売れた国際的ベストセラーです。

11月24日(土)16時からイタリア文化会館で、クレスト・ブックスを立ち上げ、多くの優れた外国文学を日本に紹介してきた元新潮社の編集者で、『火山のふもとで』(新潮社、2012)をはじめ、現在は作家として活躍している松家仁之氏とコニェッティ氏が対談します。また、コニェッティ氏が自身の小説の一節を朗読します。
(日伊逐次通訳、日英同時通訳付)

詳細・お申し込み方法:こちらをクリックしてください。

 

また、同日13時から同会場で、イタリア文化会館とEUNIC Japan主催によるパネルディスカッションが行われます。「日本におけるヨーロッパ文学の出版事情」と題し、樋口至宏氏(鳥影社)、伊藤伸恵氏(未知谷)、小山猛氏(日本ユニエージェンシー)、木村浩之氏(松籟社)4人の編集者や著作権エージェントが、ヨーロッパの文学作品が日本語に翻訳され、日本で書籍として流通するまでのさまざまな工程や苦労、版権や編集、プロモーションについて意見交換を行います。司会はイタリア文学者・翻訳家の栗原俊秀氏です。
(日英同時通訳付)

詳細・お申し込み方法:こちらをクリックしてください。

 

第2回ヨーロッパ文芸フェスティバルのプログラム詳細についてはこちらをクリックしてください。

 

 

  • 主催: EU Delegation, EUNIC Japan
  • 協力: LitStock, J-WAVE