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講演&対談「未来の都市をデザインする ミラノと東京-大型イベントと新しい都市ビジョン」

第3回イタリアン・デザイン・デー
講演&対談「未来の都市をデザインする ミラノと東京-大型イベントと新しい都市ビジョン」

講師:スザンナ・トラダーティ(NEMESI Studio、建築家)
北川原 温(東京藝術大学教授、建築家)

「イタリアン・デザイン・デー」は、イタリア外務・国際協力省が、文化財・文化活動省とともに、イタリアデザインの歴史と現状を広く伝えることを目的に推進しているイベントです。3回目となる本年のテーマは「デザインと未来の都市」で、NEMESI Studioのプロジェクトマネージャーとしてミラノ万博でイタリア館を手がけたスザンナ・トラダーティ氏が、デザイン・アンバサダーとして来日します。
近年、国際博覧会やオリンピックといった大型イベントが都市に与える影響について、さまざまな考察がなされています。イベントのために建設された施設の持続可能性、再利用、有効活用は、現代の都市計画にとって大きなテーマとなっています。2015年のミラノ万博や来年の東京オリンピックはその象徴的なケースと言って良いでしょう。
今回の講演会で、トラダーティ氏は、ミラノ万博でのイタリア館の建築について、またイタリアの都市の未来について論じ、後半では、ミラノ万博日本館の建築プロデューサーを務めた北川原温氏が聞き手となり、建築設計と都市計画について語ります。
なお、対談終了後、ミラノ万博会場跡地の再開発を担当するアレクスポ株式会社の国際戦略ディレクター、アルベルト・ミーナ氏が、現在進めているプロジェクトの概要を説明します。
(日伊通訳付)

お申し込み方法:こちらをクリックしてください。
お問い合せ:eventi.iictokyo@esteri.it 

スザンナ・トラダーティ Susanna Tradati
1974年ブレッシャ生まれ。1999年ミラノ工科大学卒業。2004年より、ミケーレ・モレが設立したNemesiに勤務。2008年よりNemesi&Partnersのアソシエイト・パートナー。2015年ミラノ国際博覧会でのイタリア館の他、高速鉄道のストリアーノ駅舎(ナポリ、2009)、ハルビン国際空港(2010)、ENIイタリア炭化水素公社新社屋(サン・ドナート・ミラネーゼ、2014)、ゼネラル保険会社新ビル(ミラノ、2016)、フェルミ通り集合住宅(ローマ、2018)など、数多くのプロジェクトに参画している。

北川原 温 Kitagawara Atsushi
1951年生まれ。建築家。2015年ミラノ万博日本館(120カ国以上が参加、日本が史上初の金賞受賞)の建築プロデューサー。イタリアのInnovative architecture awardやIschia architecture awardを受賞、またミラノ工科大学のMarco Imperadori 教授と共同でTerme di Comano の実施コンペに当選する等、イタリアとの関係が深い。
母校の東京藝術大学の教授を務めながら、国内外のプロジェクトに携わる。村野藤吾賞、日本建築学会賞、日本建築大賞、日本藝術院賞などを受賞。作品集「Atsushi Kitagawara Architects」Jovis社・ドイツ。パブリックコレクション:ポンピドゥーセンター・パリ。現在は東京都心の超高層ビルや大阪の大学キャンパスなどの設計に携わる。

アルベルト・ミーナ Alberto Mina
トリノ大学博士課程修了(哲学)。
2009年、ミラノ万博2015株式会社の総務ゼネラルディレクターに就任。同万博では、イタリア館の広報・渉外責任者を務める。
現在、アレクスポ株式会社の国際戦略ディレクター。同社は公的資本により設立され、ミラノ万博会場跡地の開発プロジェクト「ミラノ・イノベーション・ディストリクト(MIND=Milano Innovation District)を推進している。

  • 主催: イタリア大使館、イタリア文化会館
  • 協力: アーキテクツ・スタジオ・ジャパン株式会社