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“Welcome, feeling at work”展 ‐サステナビリティを超えた建築におけるRe-generationという概念‐自然との共生の可能性を実現する

イタリア外務・国際協力省が毎年推進しているプロジェクト「イタリアン・デザイン・デー」。今年のイタリアン・デザイン・デーの一環として、イタリアで昨年立ち上がった2024年完成予定の建設プロジェクト展覧会「Welcome, feeling at work -サステナビリティを超えた建築におけるRe-generationという概念‐自然との共生の可能性を実現する」とオンライントークを開催します。

展覧会

ミラノの旧リッツォーリ地区の再開発事業は、隈研吾建築都市設計事務所によってプロジェクトとなり発展し、未来のバイオフィリック・オフィスモデルとして、イタリア全土に再現可能なモデルを構築することを目指しています。
気候、土壌、環境、生態系といったサステナビリティの領域を超えて、再生しながら繁栄するリジェネレーションを目指す建築に注目が集まっていますが、その例のひとつが、「Welcome, feeling at work」プロジェクトといえましょう。
パンデミックによるライフスタイルの変化をきっかけとした「リジェネレーション」による自然との共生の可能性や、サステナビリティの原則を実践するための実例を紹介します。
この他、隈研吾建築都市設計事務所によるイタリアでの有機的な再生建築プロジェクトも紹介し、日伊相互の高度な理解と相乗的なコラボレーションの粋をご覧いただきます。
イタリアにおける建築デザインの今後のトレンドとして、まさに日伊の力をあわせていくこの建築プロジェクトは今後の日本国内の建築の一つの方向性となりうるものといえます。

 

隈研吾 
Kuma Kengo
1954年生。東京大学大学院建築学専攻修了。1990年隈研吾建築都市設計事務所設立。東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授。
1964年東京オリンピック時に見た丹下健三の代々木屋内競技場に衝撃を受け、幼少期より建築家を目指す。大学では、原広司、内田祥哉に師事し、大学院時代に、アフリカのサハラ砂漠を横断し、集落の調査を行い、集落の美と力にめざめる。コロンビア大学客員研究員を経て、1990年、隈研吾建築都市設計事務所を設立。これまで30か国を超える国々で建築を設計し、(日本建築学会賞、フィンランドより国際木の建築賞、イタリアより国際石の建築賞、他)、国内外で様々な賞を受けている。その土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールのやさしく、やわらかなデザインを提案している。コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、工業化社会の後の建築のあり方を追求している。

“Welcome, feeling at work”展
-サステナビリティを超えた建築におけるRe-generationという概念‐自然との共生の可能性を実現する
会期:3月24日(木)~4月15日(金)
         月~金10:30~17:30 土日休館
会場:イタリア文化会館エキジビションホール
主催:イタリア大使館貿易促進部
協力:イタリア文化会館

入場無料
※新型コロナウイルス感染症予防のため、入場者の人数制限をする場合があります。

ご来場のお客様へのお願い
・発熱や風邪、嗅覚異常や味覚障害の症状がある方、体調がすぐれない方はご来場をご遠慮ください。
・ご来場の際にはマスクの着用をお願いいたします。
・ご入館時には検温をさせていただきます。その結果、37.5度以上の発熱が認められた場合、入場をお断りいたします。
・飛沫感染予防のため、会話はできるだけお控えください。
・館内では石けんや手指用アルコール消毒液を使用しての手洗いにご協力をお願いいたします。

  • 主催: ITA-Italian Trade Agency
  • 協力: Istituto Italiano di Cultura di Tokyo