イタリア出身の映像作家アヌシュ・ハムゼヒアン氏と写真家のヴィットーリオ・モルタロッティ氏が与那国島をテーマに制作したインスタレーション作品を展示します。ふたりは3年間にわたって与那国の言語と文化、日常の移り変わりを捉え、音声と写真を組み合わせた空間美術で表現しています。
なお、本作の映画版とも言えるドキュメンタリー『ヨナグニ~旅立ちの島~』を4月21日(木)にイタリア文化会館で特別上映します。
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お問い合せ: eventi.iictokyo@esteri.it
ヴェネツィア・カ・フォスカリ大学ジュゼッペ・パッパラルド氏による論考「日本やイタリアあるいは世界で危機的な状況にある言語」はこちらからご覧ください。
アヌシュ・ハムゼヒアン、ヴィットーリオ・モルタロッティ
Anush Hamzehian, Vittorio Mortarotti
トリノを拠点に活動する写真家のヴィットーリオ・モルタロッティと、パリを拠点に活動する映像作家のアヌシュ・ハムゼヒアンは共同で映画、書籍、美術作品など媒体を問わず制作を行っている。
これまでにクラゲの研究者である日本人男性を取材したMonsieur Kubota(2018, ドキュメンタリー)やアメリカの原爆実験とオッペンハイマー博士の記録を追いかけたMost Were Silent(2018, 書籍)などを発表。音響作品とビデオインスタレーションを通して現在の与那国島に残る言語と文化を描いた作品L’Isolaはすでにフランス、イタリアのアートスペースで展示を行い、今回沖縄、ヨナグニで凱旋展示をした。
インスタレーション「L’Isola」
会期:4月21日(木)~5月6日(金)
月~金10:30~17:30 土日、5月3日休館
入場無料
※新型コロナウイルス感染症予防のため、入場者の人数制限をする場合があります。
ご来場のお客様へのお願い
・発熱や風邪、嗅覚異常や味覚障害の症状がある方、体調がすぐれない方はご来場をご遠慮ください。
・ご来場の際にはマスクの着用をお願いいたします。
・ご入館時には検温をさせていただきます。その結果、37.5度以上の発熱が認められた場合、入場をお断りいたします。
・飛沫感染予防のため、会話はできるだけお控えください。
・館内では石けんや手指用アルコール消毒液を使用しての手洗いにご協力をお願いいたします。