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講演会「イタリアと東洋 コーランとイスラム教」

講師:ロベルト・トットリ(ナポリ・オリエンターレ大学学長、イスラム学教授)

中世・近代のヨーロッパでは東洋はイスラム圏から始まり、北アフリカ、中近東から中国、日本にいたるまでの地域は多くの人にとり未知の世界でした。イタリアのみならずヨーロッパの歴史においてイスラム世界との関わりはさまざまな面に及んでおり、イスラム世界と接するなかでコーランに対する興味が喚起されていきました。コーランは長きにわたって研究者や出版主にとっては渇望の書でした。イタリアで初めてアラビア語のコーランが印刷されたのは1537年のことで、16世紀から17世紀にかけてイタリアを含むヨーロッパ各地でイスラム教やコーランの研究が始まりました。研究者や宗教教団は関心を深め、極東への興味も相まってその研究は発展していきました。本講演会ではコーランとイスラム教を中心に取り上げイタリアと東洋の関係などについて語ります。
(日伊逐次通訳付)

お申し込み方法:こちらをクリックしてください。
お問い合せ: eventi.iictokyo@esteri.it

ロベルト・トットリ
Roberto Tottoli
1988年にヴェネツィア・カ・フォスカリ大学東洋語・東洋文学科卒業。1996年ナポリ・オリエンターレ大学で博士号取得。1993年から1994年にかけてM.J.キスター氏のもとでエルサレムにあるヘブライ大学で研究を行う。1999年から2002年までトリノ大学で教鞭を執り、その後ナポリ・オリエンターレ大学に移る。2011年から同学イスラム学教授。プリンストン大学(2014年)、ハーバード大学(2015年)、パリの社会科学高等研究院(2016年)、東京大学国際高等研究所(2018年)、ペンシルベニア大学(2019年)で客員研究員や客員教授を務めた他、2016年から2017年にはプリンストン高等研究所に所属。2020年からナポリ・オリエンターレ大学学長。

ご来場のお客様へのお願い
・発熱や風邪、嗅覚異常や味覚障害の症状がある方、体調がすぐれない方はご来場をご遠慮ください。
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・飛沫感染予防のため、会話はできるだけお控えください。
・館内では石けんや手指用アルコール消毒液を使用しての手洗いにご協力をお願いいたします。

  • 主催: イタリア文化会館