指揮者ガエタノ・デスピノーザ氏監修によるイタリア文化会館コンサートシリーズ第7弾はアンドレア・バッケッティ(ピアノ)と白井圭(ヴァイオリン)によるコンサートです。
※演奏中は入場いただけません。またご入館いただける時間を19時までとさせていただきますのでご了承ください。
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お問い合せ:eventi.iictokyo@esteri.it
プログラム
ヨハン・セバスチャン・バッハ(1685-1750)
平均律クラヴィーア曲集第2巻より
第9番 前奏曲とフーガ ホ長調 BWV 878
第20番 前奏曲とフーガ イ短調 BWV 889
ドメニコ・チマローザ(1749-1801)
ソナタ第27番 ハ短調
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)
ソナタ ハ短調 K.174
ソナタ イ長調 K.208
ソナタ イ長調 K.322
ガエタノ・デスピノーザ(1978- )
ヴァイオリンソナタ
―休憩―
フランツ・シューベルト(1797-1828)
即興曲 Op. 142 No. 2
モーリス・ラヴェル(1875-1937)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番
ニコロ・パガニーニ(1782-1840)
イ・パルピティ Op. 13
プロフィール
アンドレア・バッケッティ Andrea Bacchetti ピアノ
11歳の時、ミラノでクラウディオ・シモーネ指揮イ・ソリスティ・ヴェネティとの共演でデビューした後、ソリストとしてのキャリアを積む。ルツェルン、ザルツブルク、トゥールーズなど主要音楽祭に出演するとともに、ベルリン・コンツェルトハウス、マドリード国立音楽堂、東京文化会館、サル・プレイエル(パリ)などの主要なコンサートホールで演奏する。F.ルイージ、C. P.フロール、R.バウムガルトナー、チョン・ミョンフン、外山雄三など名だたる指揮者のもとオーケストラとも多数共演している。室内楽ではプラジャーク・クァルテット、イザイ四重奏団、クレモナ四重奏団と共演している。
CDも多数リリース。なかでもSei sonate di Cherubini(ケルビーニ:6つのソナタ, RCA, 2007)、The Scarlatti restored manuscript(RCA, 2013)、Benedetto Marcello – Piano Sonatas(RCA, 2011)は高い評価を得ている。バッハの名手のひとりとされ、Two-part inventions and symphonias and other keybord works(Dynamic, 2009)、The toccatas(Dynamic, 2010)、Goldberg variations(Dynamic, 2011)、The French suites(Sony Classical, 2012)、The Italian Bach(Sony Classical, 2013)、Keyboard concertos(RAI国立交響楽団との共演, Sony Classical, 2016)、Das wohltemperierte Klavier II(Arthaus Musik, 2021)をリリースしている。
白井 圭 Shirai Kei ヴァイオリン
トリニダード・トバゴ共和国生まれ、東京藝術大学を経てウィーン国立音楽演劇大学で学ぶ。徳永二男、大谷康子、田中千香士、堀正文、ゴールドベルク山根美代子、ヨハネス・マイスルなどに師事。日本音楽コンクール第2位及び増沢賞(2001)、ARDミュンヘン国際音楽コンクール第2位及び聴衆賞(2009)、ハイドン国際室内楽コンクール第1位及び聴衆賞(2015)など受賞。ソリストとしてはウィーン楽友協会でのリサイタルや、チェコフィルなどと共演。2018年3月まで神戸市室内合奏団 コンサートマスター、2020年4月より2023年3月までNHK交響楽団ゲスト・コンサートマスターを務める。田中千香士レボリューションアンサンブル音楽監督。Stefan Zweig Trio、Trio Accord、Ludwig Chamber Players Stuttgartメンバー。2023年より鵠沼音楽アカデミーを主宰。