指揮者ガエタノ・デスピノーザ氏監修によるイタリア文化会館コンサートシリーズ第10弾は、イ・ソリスティ・ディ・ヴェローナによるコンサートです。
プログラムのパラフレーズとトランスクリプションは、オペラや交響曲のレパートリーの傑作を室内楽として演奏したいという、イ・ソリスティ・ディ・ヴェローナのピアニスト、ロベルト・コルリアノの願いから生まれたものです。
※演奏中はご入場いただけません。またご入館いただける時間を18時50分までとさせていただきますのでご了承ください。
2024年4月26日(金)18時30分(開場18時)
イタリア文化会館 ホール
主催:イタリア文化会館
お申し込み:こちらをクリックしてください。
お問い合せ:eventi.iictokyo@esteri.it
イ・ソリスティ・ディ・ヴェローナ
グンテル・サニン(ヴァイオリン)
ジャンピエロ・ソブリーノ(クラリネット)
サラ・アイロルディ(チェロ)
ロベルト・コルリアノ(ピアノ)
プログラム
*全曲、ロベルト・コルリアノによるパラフレーズまたはトランスクリプションです。
ビゼー
オペラ「真珠採り」パラフレーズ
グノー
オペラ「ファウスト」ヴァイオリンとピアノのためのパラフレー ズ
スッペ
オペレッタ 「詩人と農夫」序曲のトランスクリプション
ヴェルディ
オペラ「椿姫」クラリネットとピアノのためのパラフレーズ
-休憩-
リスト
交響詩「前奏曲」のトランスクリプション
レオンカヴァッロ
オペラ「道化師」 チェロとピアノのためのパラフレーズ
ボロディン
オペラ「イーゴリ公」より「ポロヴェツ人の踊り」のトランスクリプション
プロフィール
グンテル・サニン Gunther Sanin
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団の第一ヴァイオリン。巨匠ワルテル・ダガの指導のもと、ヴェローナのダッラバーコ音楽院ヴァイオリン・ヴィオラ科を満点で卒業。その後、シエナのキジアーナ音楽院でフランコ・グッリに、ローザンヌ高等音楽院シオン校でティボール・ヴァルガに師事。スカラ座管弦楽団、フィオレンティーノ・マッジオ・ムジカーレ管弦楽団、ウィーン交響楽団シュトラウスアンサンブルの第一ヴァイオリンを歴任。アレーナ・ディ・ヴェローナ弦楽四重奏団の創設メンバーであり、第一ヴァイオリンを務めた。
ジャンピエロ・ソブリーノ Giampiero Sobrino
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団の第一クラリネット。10年にわたり、サルッツォ音楽高等アカデミー、およびイタリア、フランス、スペイン、カナダ、トルコ、台湾のマスタークラスなど、数々の音楽院で教鞭を執る。20歳の時、歴史あるトリノRAI交響楽団及び同市フィルハーモニー管弦楽団の第一クラリネット・ソリスタとなり、1994年まで同ポジションを務めた。その精力的な芸術活動により、ショルティ、バーンスタイン、レヴァイン、マーゼルなど現代を代表する指揮者、作曲家と共演。その技術の高さと音楽解釈の資質が認められ、コッラ、ガランテ、バカロフといった著名な作曲家たちの初演を任されてきた。多数の重要な国際音楽祭にソリストとして出演した。
サラ・アイロルディ Sara Airoldi
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団の第一チェロ。スーザン・モーゼスのもとで研鑽を積み、ミラノのG.ヴェルディ音楽院ではロッコ・フィリッピーニに師事し、最優秀の成績で卒業。その後、クレモナのW.スタウファー・アカデミーで学ぶ。チェロと室内楽のマスタークラス講師としても国際的に活躍。アレーナ・ディ・ヴェローナ弦楽四重奏団の創設メンバーであり、同楽団と室内楽での演奏活動を精力的に行った。
ロベルト・コルリアノ Roberto Corlianò
ミラノのヴェルディ音楽院で、巨匠ファブリツィオ・ガリッリにピアノを師事。神童と呼ばれた彼は、数多くの国際コンクールを優勝し、ミラノRAI管弦楽団、マルキジャーナ・フィルハーモニカ管弦楽団、バーリ交響楽団、スロヴェニア放送交響楽団、プラハ交響楽団など数多くのオーケストラとソリストとして共演。熟練したソリストでありながら、その多才さによって、オペラや、19世紀のピアノの傑作のパラフレーズも手掛ける。オペラの世界では、世界的に著名な音楽家と共演し、有名なソプラノ歌手カティア・リッチャレッリの伴奏ピアニストを長年にわたり務めている。また、レッチェのT.スキーパ音楽院でピアノ講師も務める。