当サイトは技術的(必須)及び分析用クッキーを利用しています。
サイト閲覧を継続するとクッキーの利用に同意したとみなされます。

サルヴァトーレ・シャリーノ 作曲・演奏ワークショップ

Sciarrino_per_sito_copyright

プロジェクト「サルヴァトーレ・シャリーノ in Giappone 2024!」の一環として、シャリーノ氏が作曲科、演奏科の学生を対象とするワークショップを行います。

作曲科の学生たちは、課題として持ち寄った創作中の自作に対してシャリーノ氏から助言を受け、作品を完成へと導かれます。一方、演奏科の学生たちは、さまざまな時代に作曲されたシャリーノ氏のソロ曲について、解釈や音作りに関する指導を受けます。ワークショップの最終日には、作曲ワークショップで取り上げた作品がプロの演奏家により披露されるとともに、演奏ワークショップの参加者がシャリーノ氏の作品を演奏します。ワークショップには、東京藝術大学、東京音楽大学、桐朋音楽大学、国立音楽大学、愛知県立芸術大学、京都市立芸術大学の学生が参加します。

2024年11月11日(月)~13日(水)
イタリア文化会館ホール
主催:イタリア同時代芸術を広める会、イタリア文化会館
制作:東京コンサーツ
助成:公益財団法人野村財団

 

プロフィール

サルヴァトーレ・シャリーノ Salvatore Sciarrino

1947年イタリア・シチリア島、パレルモ生まれ。

音楽学校に通わずに独学で12 歳から作曲を始め、1962 年に最初の公開コンサートを開いた。1983 年からウンブリア州のチッタ・ディ・カステッロに居住。その音楽は異なる聴き方や感情的認識を促す独自の要素を持ち、40 年以上にわたり驚異的な創造的発展を遂げてきた。これまで、スカラ座をはじめとする劇場や楽団、音楽祭からの作品委嘱も数多く、作品はRicordi 社およびRAI Trade 社から出版され、リリースされたCD は100 枚以上に及ぶ。オペラのリブレットや様々なジャンルの記事の執筆、教育者としても活躍し、ボローニャ市立歌劇場の芸術監督も務めた。ザルツブルク音楽賞(2006)やヴェネツィア・ビエンナーレから生涯功労賞の金獅子賞(2016)を受賞するなど、数々の功績が認められている。2024年10月には神奈川県民ホールにて「ローエングリン」(1982-84)、「瓦礫のある風景」(2022)が日本初演される。