タヴィアーニ兄弟監督作品『塀の中のジュリアス・シーザー』日本公開場所はイタリア、ローマ郊外に実在するレビッビア刑務所。ここでは囚人たちによる演劇実習が定期的に行われている。今年の演目は、シェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」。早速、俳優のオーディションが始まり、ブルータスが、シーザーが、キャシアスが、次々に決まっていく。演じるのは実際に重警備棟に収容される囚人たち。稽古を繰り返すうち、囚人たちは次第に役に同化し、いつしか現実と虚構の境を越えていく…。巨匠の集大成、タヴィアーニ兄弟が創り上げたマジカルな映画の奇跡。そのとき、刑務所はローマ帝国へと変貌する。 世界に冠たる巨匠監督の地位を確立したパオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ兄弟が放つ、2012年映画界を代表する傑作『塀の中のジュリアス・シーザー』が、いよいよ日本公開となります。ベルリン国際映画祭で絶賛を浴び、見事に金熊賞グランプリを獲得、エキュメニカル審査員賞も併せてW受賞に輝いた本作は、本国イタリアでも映画祭直後の2012年3月に公開され、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ(イタリア・アカデミー)賞では主要5部門を獲得し、2013年米アカデミー賞外国語映画賞イタリア代表作品にも選出されました。タヴィアーニ兄弟監督作品としては、2003年の「復活」以来、10年ぶりの日本公開作品となります。この機会をぜひお見逃しなく。原題:CESARE DEVE MORIRE 公式サイト:http://heinonakano-c.com/ 公開劇場:【2013年1月26日より公開】銀座テアトルシネマ、シネ・リーブル梅田、シネ・リーブル神戸【以降全国順次公開】※詳細は公式サイトからご確認ください