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イタリアブックフェア 2013

日本語で読むイタリア

主に2010年以降に出版されたイタリア関係の日本語の本約800点と、イタリア語の書籍、CD・DVDを幅広く集めて展示・販売します。特別展示:イタリアの漫画「ディアボリク」や「テックス」など50年以上前に発表された古典で現在も愛読されている作品から、90年代に人気沸騰した「ディラン・ドッグ」、そして「マーティン・ミステール」などの話題作まで、40タイトル以上の作品を展示します。レクチャー:「イタリアの漫画入門」  シモーナ・スタンザーニ・ピーニ(日本アニメ&漫画文化専門家)3月31日(日)14:00-15:00 場所:B2F ホワイエ イタリアに関する近刊の著者・翻訳者による本の紹介  場所:B1F視聴覚室3月30日(土)  13:00-14:00『鉄道とバスによる挑戦の旅』シリーズ(文芸社)○河野穣(桜美林大学名誉教授)ローマ、ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェを楽しんだあとは小さな町への旅をめざしたい。それも、行く先、ホテル、食事、列車・バスのプランを自分達の手でたてて。ひとつの州にしぼってゆったりとした旅にする。チェントロ・ストーリコとその周辺には歴史と自然がみごとにのこされている。しかも犯罪の不安もほとんどない。このような旅は若者を国際社会になじませ、中年をこえた人々の精神と体の若さをいつまでも保ってくれる。3月30日(土)  15:00-16:00『短篇で読むシチリア』(みすず書房)○武谷なおみ(大阪芸術大学文芸学科教授)イタリア統一以来、多くの作家がシチリアで生まれ、世界文学史に名を残してきた。ユーモアと猜疑心、独特な歴史観。シチリアの深みにはまると抜けられなくなる。しかもそこは石畳の急な坂道にアフリカからの風が吹き、花々が香り、「夏の月はドイツの真夏の太陽よりも強い」と記される官能の泉である。強烈な個性がうごめく神秘の島にこれから読者を案内しよう。7人のシチリア作家による14の物語とともに。4月3日(水)15:00~16:00○赤尾泰子(口承文芸研究), カストレーゼ・カッチャプオティ(神話学研究)”バルゼレッテはバルや店で、学校で・・・と、コミュニケーションを楽しく人間関係を豊かにするものとして人々の生活に欠かせない。著者が二十年余りにわたって聞いて楽しんで集め、そして文章化したイタリアの小咄(Barzellette)の紹介。また現代の小咄だけではなくバルゼレッテの原型と言われるエピグラミ(epigrammi)、チェッコ・アンジョリエリ(Cecco Angiolieri)の詩、ファチェツィエ(facezie)についても触れる。” 4月4日(木)18:00-19:00 『罪を犯した人を排除しないイタリアの挑戦——隔離から地域での自立支援へ』(現代人文社)○浜井浩一(龍谷大学法科大学院教授)イタリアでは、刑に服している人、薬物依存症の人などを刑務所に閉じ込めておくのではなく、地域社会の中で更生・社会復帰をさせる実践がなされている。これは、1970年代にイタリアではじまった精神障害のある人を病院から解放し、地域社会の中で回復させるという「バザーリア改革」をモデルとしている。日本でも司法・福祉・医療の各分野と官民がネットワークを組んで、罪をおかした人の自立支援と再犯防止を目指すことを提言する。4月10日(水)13:30-14:30『イタリア語の手紙・Eメールの書き方』(モニカ・ブレッサッリア氏との共著)(ナツメ社)○牧野素子(外務省研修所イタリア語講師他)イタリア人の友人ができ、勉強や仕事でイタリアと関わるようになると、イタリア語でやり取りをする機会が出てきます。現在はEメールやSNSなどが活用されるようになり、コミュニケーションの形態が大きく変わりました。それでも、あらたまって書くときには従来の手紙の書き方の形式を知っていることが大切で、教養のひとつでもあります。イタリアの手紙の書き方の伝統的な形式を踏まえ、メッセージのやり取りの最新事情を著者が語ります。 トークショー 場所:B1F視聴覚室○「ボローニャブックフェア最新報告 -大人の絵本を届けるまでー」千倉真理(千倉書房)3月31日(日)15:30-16:30今年のボローニャ国際児童図書展をみてきたばかりのフレッシュな報告と、デビッド・カリ作「まってる。」などの絵本の翻訳出版について、版元の元ミスDJでもある担当者が話します。○「イタリア政府観光局スタッフが案内する エミリア・ロマーニャ、 食とオペラと世界遺産の旅」三浦真樹子(イタリア政府観光局 プレス担当)4月5日(金)17:30-18:30 *パルマ、モデナ、フェラーラ、ラヴェンナ、ボローニャなどはイタリアきっての美食の街。 今年生誕200年祭にわく作曲家ヴェルディの生地もある同州では関連イベントも多数予定されています。 イタリアリピーター向けにぜひおすすめしたいエミリア・ロマーニャ州の魅力をご紹介。「プリマベーラ~音楽といっしょに楽しむイタリア」 場所:展示会場内音楽と朗読のグループVivace4月7日(日) 14:00 -14:30、15:00-15:30イタリアの楽しい絵本や、オペラを始めイタリアの文化を紹介した本を、音楽といっしょに楽しみませんか。「MusicaVita Italia誌創刊記念~誌面掲載内容を音と映像で紹介します!」磐佐良夫(イタリア音楽愛好家)3月30日(土) 場所:B2F ホワイエ第1部 14:00-15:30 サンレモ音楽祭2013他第2部 16:00-17:30 Lucio Battisti特集「電子書籍も体験!」楽天kobo gloを設置します。自由に触れて電子書籍による読書を体験していただけます。(楽天koboで購入可能なイタリア関係の書籍リストを配布いたします。)