クレモナ弦楽器製作者協会(Consorzio Liutai“Antonio Stradivari”)は、クレモナ伝統の楽器製法を尊重・保全し、また現代活躍する製作者の活動を促進、援助する目的で、ストラディヴァリ、アマティ、グアルネリといった往年の巨匠たちが活躍したクレモナの地で1996年に設立されました。
ストラディヴァリウスを代表する16〜18世紀にクレモナの地で生まれた傑作は今でも世界中でその名を轟かせ、それは現代の音楽家・製作者達にとっても、尽きることのないインスピレーションの源となっています。
同協会は、その伝統とブランドを守るために商工会議所と協力して「Cremona LiuteriaⓇ」という登録商標を設立し、現在では39カ国で認定されています。
この商標を得た弦楽器は、クレモナに工房を構える正統なマエストロによってクレモナの伝統工法に則って手作りで製作された事を証明するものです。
2023 年 3 月、同協会は、ヴァイオリン製作と高度な音楽教育を促進する機関であるシュタウファー財団と 4 年間の協力関係を締結しました。
このパートナーシップは、文化的な取り組みを通じて、国際的に職人の知識と芸術的トレーニングを融合させ、この分野における世界的な卓越した拠点としてのクレモナの評判を強化することを目的としています。
この度、シュタウファー財団の企画によるコンサートを開催するのにあわせ、同協会による弦楽器の展示を行います。
2024年12月20日(金)13時30分~17時
イタリア文化会館ホワイエ
主催:クレモナ弦楽器製作者協会、イタリア文化会館
お問い合せ:eventi.iictokyo@esteri.it
お申し込み不要