イタリアのルネサンス期を代表する芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)は、科学、建築、解剖学など、さまざまな分野で才能を発揮し、万能の天才と言われます。時代精神を体現していたダ・ヴィンチをより深く理解するためには、幼少期にまで遡り、工房時代を含めた時期の活動を知ることが重要です。本講演会では、ダ・ヴィンチ研究者のダニエーレ・マクッリャ氏が、ダ・ヴィンチの足跡を辿りながら、代表作品「白貂を抱く貴婦人」(ポーランド、クラクフ国立美術館所蔵)、「最後の晩餐」(ミラノ、サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会)、「モナリザ」(パリ、ルーブル美術館)を中心に取り上げて解説します。
(日伊逐次通訳付)
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ダニエーレ・マクッリャ
Daniele Macuglia
歴史学者。シカゴ大学研究員。パヴィア大学卒(物理学)。パヴィア高等研究院(I.U.S.S.)で研鑽を積む。その後、シカゴ大学で近代科学史博士課程修了。シカゴの研究機関Newberry Libraryやシカゴ美術館付属美術大学で教鞭を執った。