指揮者ガエタノ・デスピノーザ氏監修によるイタリア文化会館コンサートシリーズ第26弾は、国際的に活躍する実力派テノール歌手、マルチェッロ・ナルディスのリサイタルです。
マルチェッロ・ナルディス テノール
髙田絢子 ピアノ
※演奏中は入場いただけません。また、18時30分以降はご入館いただけません。
※館内では、キャップ付き飲料以外の飲食は禁止とさせていただきます。ご了承ください。
※ご来館の際は、公共交通機関をご利用ください。
2025年12月18日(木)18時30分(開場18時)
イタリア文化会館ホール(地下2階)
主催:イタリア文化会館
お申し込み:こちらをクリックしてください
[申込み期間:~12/9(火)12:00]
お問い合せ:eventi.iictokyo@esteri.it
プログラム
ガブリエル・フォーレ(1845-1924)
「5つのヴェネツィアの歌」Op.58
(ポール・ヴェルレーヌの詩による)
1.マンドリン
2.ひそやかに
3.グリーン
4.クリメーヌに
5.それは恍惚
フーゴ・ヴォルフ(1860-1903)
「イタリア歌曲集」より
“さあ仲直りしよう”
“相棒よ、俺たちは僧侶の服でもまとって”
“どんな歌を歌ってあげたら良いだろう”
レナート・ブロージ(1873-1924)
ヴェネツィアの幻影
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976)
「7つのミケランジェロのソネット」Op.22 より
1.ソネット第16番 “あたかもペンとインクで記したように”
2.ソネット第31番 “ああ、なぜ私は涙を流し”
3.ソネット第30番 “お前の美しい眼によってやさしい光を見る”
ルチアーノ・ベリオ(1925-2003)
「4つの民謡」
甘い始まり*、理想の女性**、踊り*、大いなる憧れ**
*ヤコポ・ダ・レンティーニの詩による
**作詞者不詳
プロフィール
マルチェッロ・ナルディス Marcello Nardis
ローマ・ラ・サピエンツァ大学およびボローニャ大学で古典文学、キリスト教考古学、音楽教育学を学び優秀な成績で卒業。同時に、ローマ、ナポリ、フィレンツェ、ラクイラの各音楽院において、ピアノ、声楽、室内声楽、バロック声楽、チェンバロのディプロマを取得した。さらに、フランツ・リスト・ワイマール音楽大学ではペーター・シュライアーに、ザルツブルク・モーツァルテウム大学ではクルト・ヴィドマーに師事し研鑽を積んだ。
これまでに、ミラノ・スカラ座、ローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミー、新国立劇場など世界各地の主要劇場やホールで、名だたる指揮者やピアニストとともにコンサートやオペラ公演に出演している。
特に歌曲(リート)の分野に力を注いでおり、シューベルトの連作歌曲「冬の旅」を120回以上歌唱している。また、現代オペラの分野でもその多才さが高く評価されている。
演奏活動と並行して執筆活動にも取り組み、2021年からは雑誌「Classic Voice」に寄稿するほか、スイス・イタリア語放送局(RSI)とも協働している。
髙田 絢子 Takada Ayako
東京都出身。国立音楽大学ピアノ科、卒業。同大学院器楽科伴奏(歌曲)コース、修了。大学院在学中より、新国立劇場オペラ研修所にてキャリアをスタートさせ、オペラを中心に伴奏ピアニストとして活動を始める。その後、新国立劇場オペラ研修所コレペティトゥール特別聴講生に推薦され、コレペティトゥールとして学びを深める。ロイヤルオペラハウスのヤングアーティストプログラムにゲストとして参加し、David Gowland氏の下で研鑽を積む。新国立劇場や日生劇場などのオペラ団体の公演に関わる他、ジョン・健・ヌッツォをはじめ様々な歌手と共演を行う。現在、新国立劇場オペラ研修所ピアニスト。洗足学園音楽大学非常勤助手。Pivot!メンバー。