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「イタリアからフランスへ」レティツィア・グッリーノ(ヴァイオリン)&ルカ・トロンカレッリ(ピアノ)コンサート

Foto duo

レティツィア・グッリーノ(ヴァイオリン)とルカ・トロンカレッリ(ピアノ)は、イタリア大学・研究省(MUR)が主催し、国内の音楽院の学生を対象とした全国コンクール「芸術賞(Premio delle Arti)」の室内楽部門で、2022年に優勝しました。
今回の東京での演奏は、ふたりがトリノ国立音楽院「ジュゼッペ・ヴェルディ」の内部選考を経て、「International routes: Arts Creating Future」プロジェクトの一環として行うものです。
演奏プログラムには、ヴァイオリンとピアノのための名曲に加え、19世紀から20世紀にかけて活躍したトリノ出身の作曲家、レオーネ・シニガーリャの室内楽作品も含まれます。この作品はトリノ音楽院のシニガリーリャ文庫に所蔵されていますが、同文庫は保管資料の有効活用を進める活動を積極的に行っています。

演奏中は入場いただけません。18時30分以降はご入館いただけませんのでご了承ください。
また館内では、キャップ付き飲料以外の飲食は禁止とさせていただきます。ご了承ください。

2025年4月4日(金)18時30分(開場18時)
イタリア文化会館ホール
主催:イタリア文化会館、トリノ国立音楽院「ジュゼッペ・ヴェルディ」
協力:Next Generation EU、イタリア大学・研究省、Italia Domani – 再興・回復のための国家計画
お申し込み:こちらをクリックしてください
お問い合せ:eventi.iictokyo@esteri.it

プログラム
N.パガニーニ(1782-1840)
カプリース第11番 *ヴァイオリン・ソロ

G.フォ-レ(1845-1924)
ヴァイオリンソナタ第1番 イ長調作品13

L.シニガーリャ(1868-1944)
4つの小品Op.25

G.フォーレ
舟歌 第5番嬰ヘ短調 Op.66 *ピアノ・ソロ

O.レスピーギ(1879-1936)
ヴァイオリンソナタ ロ短調Op.110

レティツィア・グッリーノ Letizia Gullino ヴァイオリン
2024年、ヴァルセジア国際コンクール(ヴァイオリン・オーケストラ部門)で第3位を受賞。サルヴァトーレ・アッカルドから「温かく力強い音色をもち、素晴らしい技術と、純粋で魅力的な音楽性を備えたヴァイオリニスト」と高く評される。トリノ国立音楽院を優秀な成績で卒業。トリノの音楽連盟やエディンバラ国際フェスティバルに定期的に招かれており、また、ソリストや室内楽奏者としてパガニーニ・ジェノヴァ・フェスティヴァル、ピエトラサンタ・イン・コンチェルト、キジャーナ国際フェスティバルなど国内の数々のフェスティバルや演奏会に出演している。17歳の時には、クレモナのポンキエッリ劇場で開催されたサルヴァトーレ・アッカルドの80歳記念コンサートで演奏。また、ステファン・ジャッキー、ジョヴァンニ・ニョッキ、マルコ・リッツィ、スターリング・エリオットといった著名な演奏家とともに、室内楽奏者としても精力的に活動している。

ルカ・トロンカレッリ Luca Troncarelli ピアノ
トリノ出身。幼少期からヴァイオリンを始め、ピアノは独学で学ぶ。11歳でクラウディオ・ヴォゲーラに師事し、トリノ国立音楽院で学び始める。その後、アントニオ・ヴァレンティーノのもとで室内楽を学ぶ。同校を優秀な成績で卒業後、J.アチュカロ、J.F.アントニオーリ、B.カニーノ、A.ルッケジーニ、P.ルイス、B.ルーポなどのマスタークラスを受講。2021年からはピネローロの音楽アカデミーでG.カルカノに師事し、研鑽を積む。2014年に演奏活動を開始し、トリノの音楽連盟、ローマ・フィルハーモニー・アカデミー、ヴェネツィアのムジカメラ、ヴェルチェッリのヴィオッティ・フェスティバル、バルドネッキアの「夏の音楽」フェスティバル、サヴィリアーノ・ピアノ・フェスティバルなど、数多くの舞台で演奏を行う。2020年からはレティツィア・グッリーノとデュオを組み、定期的にコンサートを開催している。

  • 主催: イタリア文化会館、トリノ国立音楽院「ジュゼッペ・ヴェルディ」