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イタリアン・バイブス サウンド・オブ・ユース・イン東京 ロッシーニの夕べ

Italian Vibes4

ロッシーニ・オペラ・フェスティバル – アカデミア・ロッシニアーナ「アルベルト・ゼッダ」の企画による本公演は、メゾソプラノのマルタ・プルーダ、バリトンのジュゼッペ・デ・ルーカ、そして若手ピアニストの林直樹によるコンサートです。
プログラムには、ジョアキーノ・ロッシーニの代表的な三大オペラ《セビリアの理髪師》《アルジェのイタリア女》《チェネレントラ》からのアリアに加え、「老年の過ち」からピアノ曲が並びます。
このコンサートは、イタリアフェスティバルが主催する若手アーティスト支援プロジェクト「ペル・キ・クレア」の一環として開催されます。

 

主催:イタリアフェスティバル
共催:イタリア文化会館
助成:イタリア文化省、イタリア著作者・出版者協会(SIAE)

 

プログラム

《セビリアの理髪師》より
・フィガロのカヴァティーナ「私は町の何でも屋」**
・ロジーナのカヴァティーナ「今の歌声は」*
・ロジーナとフィガロの二重唱「それは私なのね . . .私を騙しているんじゃないの ?」

「老年の過ち」第10巻「ピアノのための雑集」より
・第6曲「小奇想曲(オッフェンバック風)」***

《アルジェのイタリア女》
・イザベッラのカヴァティーナ「むごい運命よ」*
・タッデオのアリア「頭が重いんだ」**
・イザベッラとタッデオの二重唱「運命の気まぐれに」

「老年の過ち」第12巻「アルバムのためのいくつかの些細なこと」より
・第12曲「シベリアの踊り」***

《チェネレントラ》
・ダンディーニのカヴァティーナ「4月の蜂のように」**
・チェネレントラのシーン「苦しみと涙の中で生まれて」*

* マルタ・プルーダ(メゾソプラノ)
** ジュゼッペ・デ・ルーカ(バリトン)
*** 林 直樹(ピアノ独奏)

 

2025年11月12日(水)18:30 開演(18:00 開場)

イタリア文化会館ホール(地下2階)

 

お申し込み:受付開始までお待ちください。
※コンサートは抽選・座席指定制になります。詳細はこちらをご覧ください。

お問い合せ:eventi.ictokyo@esteri.it

※演奏中は入場いただけません。また、18時30分以降はご入館いただけません。
※館内では、キャップ付き飲料以外の飲食は禁止とさせていただきます。ご了承ください。
※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。

 

マルタ・プルーダ(メゾソプラノ)

17歳で母ドナテッラ・ガッレリーニの指導のもと声楽を始め、フィレンツェ五月音楽祭アカデミーおよびマルティーナ・フランカのベルカント・アカデミーで研鑽を積む。ペーザロのアカデミア・ロッシニアーナでロッシーニ作品を専門に学び、ロッシーニ・オペラ・フェスティバルの《ランスへの旅》でマルケーザ・メリベアとマッダレーナを演じる。パルマのトスカニーニ・フェスティバルでは、ファビオ・ルイージ指揮によるベートーヴェンの交響曲第9番にソリストとして出演。
2023年にはOpera for Peaceに参加し、ウェックスフォード・オペラ・フェスティバルでは《アルジェのイタリア女》短縮版でイザベッラ役、《ジャンニ・スキッキ》ではチエスカ役を演じる。2024年は《魔笛》で第三の侍女、ヴェローナでは《つばめ》のスージー/ガブリエル、リンツと上海では《セビリアの理髪師》のロジーナ、カザフスタンのアルマトイではクロアチアのスプリットの音楽家たちと共演するほか、ペーザロのイタリア文化首都選出を記念し「ロッシーニの家」で開催された一連のコンサートに出演。
秋にはOpera for Peaceのフランス公演ツアー、モンテカルロで《つばめ》のビアンカ役を務める。2025年はアウクスブルクで《チェネレントラ》のアンジェリーナを演じ、スイスのビール=ゾロトゥルンで《スターバト・マーテル》に出演する。

 

ジュゼッペ・デ・ルーカ(バリトン)

レッジョ・カラブリアにあるF. チレア音楽院のリリアーナ・マルツァーノのもとでピアノと声楽を学び、ロランド・パネライのもとで研鑽を積む。スカラ座アカデミーではルチャーナ・ディンティーノ、ヴィンチェンツォ・スカレラ、ミケーレ・デリアに師事。
2017年以降、ジェノヴァのカルロ・フェリーチェ劇場で《リゴレット》《つばめ》《蝶々夫人》《セビリアの理髪師》、カターニアのベッリーニ劇場で《ラ・カピネーラ》、チレア劇場で《フィガロの結婚》《蝶々夫人》に出演。2022年にはベルガモのドニゼッティ劇場で《キアラとセラフィーナ》のドン・メスキーノを務める。スカラ座では《チェネレントラ》《ラ・ボエーム》《セビリアの理髪師》などに加え、2023/2024年シーズンの開幕を飾った《ドン・カルロ》に出演。
プッチーニ・フェスティバルの《妖精ヴィッリ》に出演したほか、アカデミア・ロッシアーナによる《ランスへの旅》では、ドン・プロフォンドとドン・プルデンツォを務めた。
2025年はバーリのペトルッツェッリ劇場の《マノン・レスコー》にレスコー、アムステルダムのコンセルトヘボウホールの《ダリンダ》にウベルト、ヴォルフスブルクのシャルーン劇場の《ランスへの旅》にドン・プロフォンドで出演予定。

 

林 直樹(ピアノ)

昭和音楽大学ピアノ演奏家コースを経て、同大学院音楽芸術表現専攻修了。宗次エンジェル基金/公益社団法人日本演奏連盟 新進演奏家国内奨学金の奨学生に選ばれる。公益財団法人日本オペラ振興会主催のジャパン・オペラ・フェスティバルでは芸術監督カルメン・サントーロのもと、ロッシーニの《オテロ》をはじめ、多数の公演に参加した。
マルティーナ・フランカで開催された第45回ヴァッレ・ディトリア音楽祭では多数のオペラやコンサートに出演。Opera for Peace Academy 2024では主要コンサートに出演し、レネ・バルベラ、スミ・ジョーらと共演、またブライアン・ジャッジ、トーマス・ハンプソンらのマスタークラスでも伴奏を務めた。
2024年はペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティバルに《セビリアの理髪師》の音楽スタッフとして参加。ソロ活動からオペラや声楽の伴奏、室内楽まで幅広く演奏活動を行っている。現在は藤原歌劇団団員、昭和音楽大学講師。