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オペラ《飛翔への陶酔》公開ゲネプロ

Ebrezza volo – ITALIANO per sito

オペラ《飛翔への陶酔》(原題:L’ebrezza del volo)は、ヴェネツィア音楽院「ベネデット・マルチェッロ」を中心とする実行委員会*の共同プロジェクトで、2025年9月17日(水)大阪・関西万博のイタリア・パビリオンにおいて世界初演が行われます。

これに先立ち、9月15日(月)にイタリア文化会館で公開ゲネプロを行います。

本作は、それぞれ異なる時代を舞台にした三場からなる一幕のオペラです。第一場では、老境に差し掛かったレオナルド・ダ・ヴィンチが、今では信頼のおける友となった弟子フランチェスコ・メルツィに、飛行に関する自身の研究のスケッチを見せ、それらを託します。

第二場の舞台は、ヴェネツィアの著名な高級娼婦ヴェロニカ・フランコの客間。日本最初のヨーロッパ外交使節団を率いる伊東マンショが、ダ・ヴィンチのスケッチを探してミラノにまで赴いたもう一人が戻ってくるのを仲間の一人と待っています。

時と場が変わり第三場では、1920年にローマ-東京間の長距離飛行を行ったイタリア人パイロット、アルトゥーロ・フェラーリンの東京到着を祝い、群衆は歓喜で迎えます。この飛行によって、日伊両国間の友情が築かれ、また自身の飛行機で鳥のように自由に空を飛ぶという夢を追い続けたダ・ヴィンチの天才的なひらめきが実現することとなります。※字幕なし 上演時間:約1時間(予定)

プログラムをダウロードするにはこちらをクリックしてください。

※上演中は入場いただけません。また、18時30分以降はご入館いただけません。

※館内では、キャップ付き飲料以外の飲食は禁止とさせていただきます。ご了承ください。

※当館に駐輪場はございません。公共交通機関をご利用ください。

 

*本実行委員会はヴェネツィア音楽院「ベネデット・マルチェッロ」を中心に次の機関から構成されます。

ヴェネツィア美術学校、アオスタ音楽院、ブレーシャ音楽院、カリアリ音楽院、カスレルフランコ・ヴェーベト音楽院、ラクイラ音楽院、レッチェ音楽院、リヴォルノ音楽院、モノポリ音楽院、パレルモ音楽院、パヴィア音楽院、ラヴェンナ音楽院、サッサリ音楽院、シエナ・ジャズ・ナショナルアカデミー、テルニ音楽院、トレント音楽院

 

2025年9月15日(月)18時30分(開場18時)

イタリア文化会館ホール(地下2階)

主催:イタリア文化会館

お申込み:抽選のお申込み受付は終了いたしました。

※メールにて抽選結果(当選者には座席番号)をお知らせしました。

[申込み期間:~9/5(金)12:00、抽選結果のお知らせ(予定):9/9(火)]

※抽選・座席指定制になります。詳細はこちらをご覧ください。

お問い合せ:eventi.iictokyo@esteri.it

 

ヴェネツィア音楽院「ベネデット・マルチェッロ」

イタリア国内でも長い歴史と質の高い音楽教育で知られる音楽院。国際化を推進しており、世界中から学生を受け入れるほか、2024年に中国でマッタレッラ大統領臨席のもと上演されたオペラ《マルコ・ポーロ》や、新作オペラ《飛翔への陶酔》(原題:L’ebrezza del volo)を通して学生に国際的なキャリアを提供するプログラムを行っている。