4月2日(木)から4月23日(木)まで、イタリア文化会館にて回顧展「別府貫一郎が描いたイタリア」を開催します。同展は、1929年にイタリアへ移り住み、生涯の大半を同国で過ごしながら風景画を描き続け、戦前・戦後を通じて日本画壇で活躍した画家、別府貫一郎 (1900 – 1992) の初の回顧展です。
同展の関連企画として、イタリア文化会館にて、シンポジウム「画家 別府貫一郎が愛したヴェネツィアとナポリ」を開催します。
このシンポジウムでは、別府の絵画世界の特徴と価値を描くとともに、この画家を軸とする戦後の様々な分野における日伊文化交流の軌跡を、別府と直接間接的に交流を持った世代、その後の世代も含めて辿っていきます。
(日本語のみ)
シンポジウムの詳細については、こちら
シンポジウム「画家 別府貫一郎が愛したヴェネツィアとナポリ」
日程: 2026年4月3日(金) 13:00~18:00(開場12:30)
会場: イタリア文化会館 ホール
主催: 別府貫一郎回顧展及び関連シンポジウム実行委員会、イタリア文化会館
後援: 公益財団法人日伊協会
お申し込み:こちらをクリックしてください
別府貫一郎 Beppu Kan’ichirō
1900年佐賀県に生まれる。台北中学時代に石川欽一郎に水彩画を学び、21歳で上京、川端画学校で藤島武二の指導を受ける。1926年春陽会賞受賞。1928年からパリのグラン・ショミエ研究所で学び、翌年イタリアに渡る。1933年帰国。1935年再渡欧。翌年、国画会展にて滞伊作品特別陳列。1946年日本美術会が結成され、委員長を務めた。戦後も渡伊7回、ナポリ、フィレンツェ、後半はヴェネツィアを中心に約30年イタリアに住み、風景画を描き続けた。戦前から、ナポリ生活、アマルフィ探訪などの軽妙なエッセイを多くの雑誌に発表。1970年前後から、明治期のヴェネツィアの高等商業学校で日本語を教えた日本人の足跡を調べ、緒方惟直(緒方洪庵の末子)の墓を発見した。1975年勲三等瑞宝章を受ける。85歳で帰国。1992年青梅の慶友会病院にて92歳で永眠。