2025年10月20日(月) 15:00-17:00
「読書クラブ」はそれぞれ参加者が自由に感想を述べあい、一緒にイタリア文学の魅力を再発見するアットホームな会です。
今回は特別編! イタリア・ミラノ生まれで現在は日本とイタリアを行き来しながら活動する作家、フランチェスカ・スコッティさんをゲストに迎えます。
一緒に読む本は、『亀たちの時間』(北代美和子訳、現代書館、2025年9月)です。夫婦、恋人、親友、家族…。ふとした出来事をきっかけにかけがえのない関係が崩れ、終わっていくシーンを静かに描きだす15篇のショートストーリーズ。
著者と直接言葉を交わしながら、作品の世界をより深く味わいましょう!
作品情報
Il tempo delle tartarughe – Hacca edizioni
日本語のみ(通訳なし)、どなたでもご参加いただけます。
参加希望の方は氏名、メールアドレスをご記入の上、下記宛先までお申し込みください。
Email: biblioteca.iictokyo@esteri.it (件名:「第16回読書クラブ特別編参加希望」)
お申込みは10月10日(金)午前10時よりメールにて受け付けます。それ以前のお申込みは無効となりますのでご注意ください。定員(8名)に達し次第受付を締め切ります。
一緒に素敵な読書体験をしましょう!
フランチェスカ・スコッティ
イタリア・ミラノ生まれ。2011年よりイタリアと日本を拠点に活動。音楽院でディプロマを取得し、法学で学位を取得。2011年に短編小説集 Qualcosa di simile (「似たもの」、イタリック)でデビューし、フチーニ賞を受賞。これまでにボンピアーニ、ハッカ、エッフェク、オレッキオ・アチェルボ、イル・サッジャトーレなど複数の出版社から作品を刊行している。短編映画や映画の企画・脚本を手がけるほか、翻訳の編集や校正にも携わり、クリエイティブ・ライティングのワークショップも開催している。また、音楽・文学・美術を交差させる学際的なプロジェクトにも参加し、異なる言語表現や対話の可能性を探求してきた。
彼女の作品は中国語、韓国語、フランス語、日本語、英語、ロシア語、スペイン語に翻訳されている。
(C)Jessica Pivetta