ロミオとジュリエットの舞台、美しきヴェローナからやってきた3人の音楽家達が贈るスペシャルコンサート。
アレッサンドロ・ベヴェラリ クラリネット
オマール・カマタ バリトン
セルジョ・バイエッタ ピアノ
プログラム
C. ドビュッシー(1862-1918)
クラリネットとピアノのための第1狂詩曲
P. サラサーテ(1844-1908)(N. バルデイルー編)
カルメン幻想曲
F. リスト(1811-1886)
リゴレット・パラフレーズ
F. サイ(1970- )
パガニーニ変奏曲
G. ロッシーニ(1792-1868)
歌劇『セビリアの理髪師』より“私は町の何でも屋”
G. ヴェルディ(1813-1901)
歌劇『ファルスタッフ』より“名誉だと!泥棒めが!”
他
お申し込み方法:こちらをクリックしてください。
お問い合せ: eventi.iictokyo@esteri.it
アレッサンドロ・ベヴェラリ クラリネット
Alessandro Beverari, clarinetto
9歳からクラリネットをはじめる。2008年大学在学中に、アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団と共演。モーツァルトのクラリネット協奏曲でデビューを飾る。卒業後は、イタリアクラリネット界の鬼才パオロ・ベルトラミニの下で研鑽を積む。
数々の国際コンクールで上位入賞を果たし、最近ではマルコフィオリンド国際クラリネットコンクール第1位、第15回東京音楽コンクール木管部第1位に輝いたほか、2018年6月には国際アウディ・モーツァルト・コンクールで第1位を獲得した。スイス・ロマンド管弦楽団をはじめ、数多くの音楽祭でトップ奏者らと共演。2017年より東京フィルハーモニー交響楽団首席クラリネット奏者として活躍中。
オマール・カマタ バリトン
Omar Kamata, baritono
多彩な声質で豊かなレパートリーを持ち、コメディからドラマティックなオペラまで幅広い役をこなす。2004年ロッシーニ作曲『セビリアの理髪師』フィガロ役でデビュー。2011年ザルツブルクにてプッチーニ作曲『蝶々夫人』でシャープレス領事役を歌い、聴衆、批評家より絶賛される。その深い演奏解釈により指揮者からの信頼も厚く、ヨーロッパを中心に数多くのオペラの舞台に立つ。また地元ヴェローナを中心に自身がプロデュースするコメディタッチのオペラ公演も展開、好評を博す。アコーディオンを5歳から学び、現在もアコーディオン奏者として舞台に立つこともある。愛すべきキャラクターにて生粋のエンターテナー。この秋、初来日となる。
セルジョ・バイエッタ ピアノ
Sergio Baietta, pianoforte
幼少時から天才と謳われ、数多くのコンクールで賞を受賞。ヨーロッパを中心にリサイタル、室内楽、コンチェルトと、幅広く活動を展開。声楽作品にもきわめて熱心に取り組み、アリダ・フェッラリーニ、ステファニア・ボンファデッリ、ジョセフ・カレヤ、タチアナ・リスニック、レオ・ヌッチ、オマール・カマタほか多くの優れた歌手と共演している。地元ヴェローナでは、クラシック音楽の魅力を若者に伝えてゆきたいという思いから、オリジナルの愉快なショーで若者から絶大な支持を得る。2015年よりヴェローナの若き先鋭アーティストたちが集まる室内合奏団“オーケストラ・マキャヴェッリ“の指揮者としても活躍。2017年10月には世界的クラリネット奏者リチャード・ストルツマンらと共演、チック・コリアのピアノ協奏曲第1番のイタリア初演を指揮し、大成功をおさめた。同年11月には東京フィルハーモニー交響楽団と共演。今年4月にはブルーノートNYに招かれ演奏する等、クラシックの域を超えて幅広く活躍中。
※やむを得ない事情により、出演者・演奏曲目・曲順などが変更されることがあります。