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“ヴィラ・イ・タッティ”とボッカッチョからマキャベッリにいたる道徳と成功

5月22日(水)18:00 イタリア文化会館 講演会「ハーバード大学ルネサンス研究センター、ヴィラ・イ・タッティについて」講師:ジョナサン・ネルソン(Assistant Director for Academic Programs and Publications)1961年以来、ハーバード大学ルネサンス研究センターは、ルネサンス研究の中心的存在として世界的に重要な役割を果しています。美術史家で美術評論家のバーナード・ベレンソンが遺贈した施設に設立された研究所には、数多くの美術品や書物が残され、図書館には175,000冊の書籍が収蔵されています。また同センターの奨学金制度によって、世界から研究者が集まり研究を行っています。「ボッカッチョからマキャベッリにいたる道徳と成功について」講師:リーノ・ペルティレ(Director)『デカメロン』の登場人物の多くは恋愛、商売、信仰などさまざまな企てを成功に導くために、倫理観に縛られることなく、知恵を駆使する人物として描かれています。マキャベッリの『君主論』においても行為の善は道徳ではなく、結果をもとに定義されています。『君主論』で、悪は許容されるものとされているように、『デカメロン』においても個々の不道徳性は目立たないものであれば、認められています。マキャベッリは日々の生活の行動規範を政治、軍事にも適用しました。http://itatti.harvard.edu/japanlecturemay2013日伊通訳付講演会に参加ご希望の方は eventi.iictokyo@esteri.itまでメールでお申込み下さい。

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