当サイトは技術的(必須)及び分析用クッキーを利用しています。
サイト閲覧を継続するとクッキーの利用に同意したとみなされます。

「ダンス・ウェル」プロジェクト

イタリア北部、ヴェネト州ヴィチェンツァ県にあるバッサーノ・デル・グラッパ市では、CSC現代演劇センターの主宰による「ダンス・ウェル」プロジェクトが実施されています。
同プロジェクトは、パーキンソン病を患っている方などを対象にしており、市立博物館などを会場としたダンスレッスンを中心に、講演会、公演など、さまざまな活動を展開しています。「ダンス・ウェル」では、ダンスをパーキンソン病のひとつの治療法としてだけではなく、芸術活動と捉え、一定期間のレッスンを行った後、ダンサーと一緒の公演にも参加しています。
同プロジェクトの主宰者、ロベルト・カザロット氏(Roberto Casarotto)が来日し、「ダンス・ウェル」を紹介するとともに、ワークショップ、セミナーを開催します。

スケジュール
レクチャー
11月1日(木)18時30分(開場18時)アニェッリホール
講師:ロベルト・カザロット
映像やデモンストレーションとともに、「ダンス・ウェル」プロジェクトについて紹介します。
どなたでもご参加いただけます。
お申し込み方法:こちらをクリックしてください。

ワークショップ(対象:パーキンソン病患者の方、医療従事者、介護者、家族など)
11月2日(金)10時30分~12時 エキジビションホール

セミナー・ワークショップ(対象:ダンサー、ダンス関係者、美術館関係者)
11月2日(金)13時30分~16時30分 エキジビションホール
定員は約30名。
講師:ロベルト・カザロット、ジョヴァンナ・ガルゾット、イラリア・コルシ
お申し込み方法:こちらをクリックしてください。

*すべてに、日伊逐次通訳が付きます。
お問い合せ: eventi.iictokyo@esteri.it

ロベルト・カザロット Roberto Casarotto
バッサーノ・デル・グラッパ(ヴェネト州ヴィチェンツァ県)で毎年夏に開催しているオペラエスターテ・フェスティバル(Operaestate Festival, 演劇、ダンス、音楽作品を上演するフェスティバル)のダンスプログラム、およびCSC現代演劇センター責任者。ヨーロピアン・ダンスハウス・ネットワーク理事、アエロウェイヴズ(Aerowaves)のアソシエイトディレクター。クリエイティヴ・ヨーロッパ(Creative Europe)やEUエラスムス・プラス(Erasmus+)の助成による数多くのプログラムを考案、または参加している。活動の拠点であるバッサーノ・デル・グラッパとヨーロッパ諸国とのダンスを通じた関係強化に努め、またアジア、オーストラリア、カナダ、チリのアーティストとの協働にも力を入れている。ソーシャル・インクルージョンや文化多様性、市民の積極的な参加、芸術のさまざまな分野間の対話を促進するダンスプロジェクトを多数手がけている。

  • 主催: イタリア文化会館、CSC現代演劇センター