講師:ジョルダーノ・ブルーノ・グエッリ(ヴィットリアーレ財団長)
ガブリエーレ・ダンヌンツィオ 詩と冒険と
20世紀イタリアを代表する詩人、作家、劇作家ガブリエーレ・ダンヌンツィオ(1863-1938)は、独自の耽美的世界を創りあげ、イタリア内外の文壇に大きな影響を与えるとともに、その活動は政治にも及びました。ダンヌンツィオが晩年を過ごしたヴィットリアーレ(Il Vittoriale degli Italiani)は現在、博物館、研究センター、公園となっています。この度、ヴィットリアーレの財団長、ジョルダーノ・ブルーノ・グエッリ氏の来日を機にグエッリ氏の講演会と、ダンヌンツィオが字幕作成を手がけた映画「カビリア」(リンク)およびダンヌンツィオの小説を原作とした「イノセント」(リンク)の上映会を開催することになりました。講演会「ガブリエーレ・ダンヌンツィオ 革新と自由の詩人」講師:ジョルダーノ・ブルーノ・グエッリ(ヴィットリアーレ財団長)*講演に先立ち、村松真理子氏(東京大学准教授)による解説があります(15分)。 通訳付 お問い合せ:Tel. 03-3264-6011(内線13, 29) E-mail: eventi.iictokyo@esteri.it お申し込み:件名を「1月25日講演会」として、お名前、電話番号、参加人数を明記の上、メールにてeventi.iictokyo@esteri.itまでお申し込みください。
ジョルダーノ・ブルーノ・グエッリ
歴史家、ジャーナリスト。専門はイタリア20世紀およびファシズム期の歴史。 1950年シエナ県イエーザ生まれ。1974年、ファシズム政権下の文化大臣ジュゼッペ・ボッタイについての論文でミラノカトリック大学を卒業。在学中からガルザンティ社などで校正の仕事を始め、後に編集に携わるようになる。1985年、月刊誌“La Storia Illustrata”の編集長に任命されたのを皮切りに、月刊誌や日刊紙の編集長を歴任。現在も日刊紙“Il Giornale”に寄稿している。また、サレルノ大学の他、スペイン、スイス、アメリカの大学で現代史を教える。2008年からヴィットリアーレ財団長。