2000年7月20日、イタリア議会は1945年にソ連軍によってアウシュヴィッツ強制収容所が解放された1月27日を「記憶の日」(Giorno della Memoria)と名付け、公式な記念日としました。
これは、ショア―や人種法の犠牲者、移送や監禁、政治的理由により死にいたったイタリア人と、虐殺計画に反対し、迫害された人々を守り、命を救ったすべての人々を記憶する日として定められました。
今年、イタリア文化会館では過去にご紹介した以下2本のビデオをご視聴いただけるようにしました。
G.コーエン&P.ルッス&B.エラモ オンラインコンサート
クレズマーやイディッシュの音楽を旅するオンラインコンサート。これらの音楽は400年にわたる歴史をもち、東欧からアメリカに渡り、G.ガーシュウィン、B.グッドマン、M.カッツ、J.ゾーンの音楽を通してジャズに影響を与えました。本コンサートでは、クレズマー音楽を代表するイタリア人演奏家G.コーエンが、B.エラモをスペシャルゲストに迎え、ピアニストのP.ルッスとともに演奏します。
「証言者、そしてその証言者」- “Testimoni dei testimoni”
リリアーナ・セグレ、サミ・モディアーノなど強制収容所から生還した人たちの証言と、彼らに直接会い、壮絶な体験を聞き、記憶の場を訪れた若者たちの語りから成っています。