昨年、デュオ ヴェッツォーゾ&コッリーナは、パーカッショニスト、アンドレア・マルケジーニの参加を得てアルバムItalian Spiritをリリースしました。本コンサートでは3人がこの最新アルバムの収録曲を演奏し、ヴァスコ・ロッシ、サムエーレ・ベルサーニ、ルーチョ・ダッラ、ティロマンチーノなどイタリアのポップミュージックの名作を彼らならではのアレンジで届けます。
トランペット、ピアノ、パーカッションが織りなす洗練された音色はポップミュージックとジャズを横断し、独創性に溢れる世界へと誘います。
なお、演奏はサヴォーナ県オルトヴェーロ市にあるカゾーネ劇場で行われます。その模様をイタリア文化会館アニェッリホールのスクリーンに映し、その映像を会場からお楽しみいただきます。
マルコ・ヴェッツォーゾ トランペット
アレッサンドロ・コッリーナ ピアノ
アンドレア・マルケジーニ パーカッション
*今回、オルトヴェーロ市が演奏会場としてカゾーネ劇場を提供しています。これは同市が行っている、サヴォーナ県の内陸地にある町々や、リグーリア地方の中世の村々に伝わる食文化などを音楽を通して広める活動の一環です。
お申し込み方法:こちらをクリックしてください。
お問い合せ:eventi.iictokyo@esteri.it
※新型コロナウイルス感染症予防のため、入場者の人数制限をして開催します。
マルコ・ヴェッツォーゾ Marco Vezzoso
アルバ(ピエモンテ州クーネオ県)生まれ。10歳でトランペットの勉強を始める。トリノの国立音楽院卒業。ジャズと即興演奏に興味をもち、パオロ・フレズ、デイヴ・ダグラス、ウィントン・マルサリスのマスタークラスなどに数多く参加する。2012年よりフランス在住。ニース国立音楽院でジャズ・トランペットを教える。15年以上ヨーロッパにおけるジャズやクラシック音楽の主要フェスティバルに、バンドリーダー、サイドマン、アレンジャー、ビッグバンドの指揮者、アンサンブル指揮者などで参加している。また、イタリア国内のほか、フランス、ノルウェー、チェコ、トルコ、中国、日本、インドネシア、マレーシアなどで数多くのコンサートを行っている。さらに、CMや映画音楽などでRAIと仕事をしている。
アレッサンドロ・コッリーナ Alessandro Collina
ラ・スペツィアの国立音楽院でピアノを学び、卒業。その後、即興演奏会に参加するようになる。フランス、ニース音楽院でジャズピアノを学ぶ。2006、2007、2008年にカルテットを組み、ポール・ジェフリーのヨーロッパツアーに参加。2009年にはアルバムWe see – Monk Tributeをリリースした。同年、アンディ・グラヴィッシュ、マイク・カンパーニャとコラボを始め、プロジェクト5AMを行う。また、ペトルッチャー二兄弟に招聘され、ミシェル・ペトルッチャー二没後10年のツアーに参加し、イタリアの主要フェスティバルで演奏する。
2010年からアレ・コッリーナトリオとして活動し、フランスやイタリアでファブリツィオ・ボッソと共演。2014年からはトランぺッター、マルコ・ヴェッツォーゾと頻繁にコラボしている。
アンドレア・マルケジーニ Andrea Marchesini
イタリアのパーカッショニスト。プログレッシブ・ロック全盛期にパーカッションを独学する。1980年代にニューヨークに移住。ジャズ、フュージョン、ファンクを学び、演奏の機会を数多く得る。マイク・スターン、ハイラム・ブロックとアルバムを製作。その後イタリアに帰国し、アントニオ・ファラオ、アンドレア・チェレステ、ロレンツォ・ピッコーネなど錚々たるアーティストと共演する。ジョナス・ヘルボーグ、ショーン・レインとのインドツアーや、その後のアヒンサーカルテットでのインドツアーがよく知られている。マルケジーニの2枚目のアルバムは、アレッシオ・メンコーニ、ピッポ・マティーノとのインドツアーのライブアルバムである。
ご来場のお客様へのお願い
・発熱や風邪、嗅覚異常や味覚障害の症状がある方、体調がすぐれない方はご来場をご遠慮ください。
・ご来場の際にはマスクの着用をお願いいたします。
・ご入館時には検温をさせていただきます。その結果、37.5度以上の発熱が認められた場合、入場をお断りいたします。
・飛沫感染予防のため、会話はできるだけお控えください。
・館内では石けんや手指用アルコール消毒液を使用しての手洗いにご協力をお願いいたします。