6月30日(金)に開催予定でした講演会「海はあつい!気候変動時代の海洋生物多様性」は、講師のティモシー・ラバシ氏が新型コロナウイルス感染症陽性との判定を受けたことにより中止とさせていただきます。
講演会を楽しみにしてくださっていた皆様には、心よりお詫び申し上げます。
講師:ティモシー・ラバシ
人間の活動は今、前例のない速さで地球規模の気候変動を引き起こしています。多数の研究により、これらの異常気象が海洋環境、とりわけそこに生息する冷血動物種に重大な影響を与える可能性があることが示されています。海洋生物種が環境の変化にどのように対処しているのかを知ることは、彼らの運命を理解する上で極めて重要なことなのです。
(日伊同時通訳付)
お申し込み方法:こちらをクリックしてください。
お問い合せ:tokyo.scienza@esteri.it
ティモシー・ラバシ
Timothy Ravasi
沖縄科学技術大学院大学教授。専門は海洋学。海洋気候変動ユニットの研究リーダー。オーストラリアン・リサーチ・カウンシルの珊瑚研究センター研究員。現在の主な研究対象は珊瑚礁の生態系。特に、人間の活動による急速な環境の変化に起因する生態系の問題を分析し、珊瑚礁に生息する魚類が海水温の上昇と酸性化に順応するメカニズムを学際的なアプローチで解明する研究を行っている。
主催:イタリア大使館科学技術部