新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、トリオジャズコンサート「フェリーニへのオマージュ ニーノ・ロータの音楽」は延期させていただきます。コンサートの新しい日程につきましては、決まり次第サイトに掲載いたします。
ジャンルカ・ペトレッラ トロンボーン, サウンドエフェクト
ミルコ・シニョリーレ ピアノ
パスクァーレ・ミッラ ヴィブラフォン, サウンドエフェクト
ニーノ・ロータ(1911-1979)は、作曲家、ピアニスト、指揮者など多方面でその才能を発揮しましたが、何より、ルキノ・ヴィスコンティ、フランシス・フォード・コッポラ、フェデリコ・フェリーニをはじめ多くの映画監督の作品で音楽を書いたことで知られています。手がけた映画音楽は150本を越え、1975年にはコッポラ監督作品「ゴッドファーザーPARTII」でアカデミー賞作曲賞を受賞しています。
ジャンルカ・ペトレッラは、フェリーニの映画音楽などロータの有名な作品だけでなく、あまり知られていない楽曲も時間をかけて詳しく調べ、今回のコンサートのために、甘美で陽気な作品からドラマチックなものまで多様な趣の曲からなるプログラムを構成しました。ロータ作品の本質を失うことなく、果敢に自らの独創性を盛り込んだトリオの演奏をお楽しみください。
お問い合せ:eventi.iictokyo@esteri.it
ジャンルカ・ペトレッラ トロンボーン, サウンドエフェクト
Gianluca Petrella trombone, effetti
1975年生まれ。演奏活動は20年を越え、エンリコ・ラヴァ、ジョヴァンニ・グイディ、カーラ・ブレイ、スティーヴ・コールマン、グレッグ・オズビー、そしてマーシャル・アレン率いるサン・ラ・アーケストラなどイタリア国内外のジャズ演奏家と共演してきた。その他、コンテンポラリーダンス、電子音楽、ポップスでもさまざまなアーティストとセッションしている。リリースしたCD多数。最近のものに、Cosmic Renaissance (Spacebone Records, 2016)、Ida Lupino (ジョヴァンニ・グイディと共演, ECM, 2016)がある。
ミルコ・シニョリーレ ピアノ
Mirko Signorile pianoforte
1974年生まれ。バーリ国立音楽院でピアノとジャズを学び卒業。各地で演奏活動を行うとともに多くのCDをリリースしてきた。最近のものに、Trio Trip (AUAND, 2018)がある。ポップスでの共演も多い。
パスクァーレ・ミッラ ヴィブラフォン, サウンドエフェクト
Pasquale Mirra vibrafono, effetti
現代イタリアを代表するヴィブラフォン奏者と目される。2013年から2018年まで、雑誌Jazzit から「最高のイタリア人ヴィブラフォン奏者」に、また2014、2015年には、雑誌Musica Jazz からミュージシャン・オブ・ザ・イヤーに選ばれる。さまざまなミュージシャンと共演しており、2008年からアメリカのドラマー、パーカッショニストのハミッド・ドレイクとコラボを続けている。Moderatamente Solo (Fonterosso Records, 2017)などリリースしたCDは40作を越える。