伝統的なイタリア料理に変革をもたらし、「ヌオーヴァ・クチーナ・イタリアーナ」(新イタリア料理)の礎を築いたグアルティエロ・マルケージ(1930-2017)についてのドキュメンタリーです。
1970年代にミラノにレストランをオープンし、1985年にイタリアで初めてミシュラン3つ星を獲得したマルケージは、伝統的な料理を洗練されたモダン・イタリア料理へと変え、世界レベルに押し上げました。本作品では、ミラノ、ヴェネツィア、トリエステ、フィレンツェといったゆかりの地を巡り、また、「黄金のリゾット」など代表的な料理を取り上げながら、本人と、イタリアやフランスの関係者の証言を交えて、その料理哲学や人物像を描きます。
音楽は、チェリストで作曲家のジョヴァンニ・ソッリマのオリジナル作品で、映像に彩りを加えています。 (イタリア語, フランス語版 日本語字幕付)