4年ぶりに有楽町朝日ホールに戻り開催するイタリア映画祭(5月2日~7日、主催:イタリア文化会館、チネチッタ、朝日新聞社)のプレイベントとして、同映画祭を2001年に立ち上げ、現在は日本大学芸術学部で教鞭を執る古賀太氏による著書「永遠の映画大国 イタリア名画120年史」のプレゼンテーションと、同著にも言及のあるマルコ・ベロッキオ監督の作品でイタリア映画祭でも2007年に上映した「結婚演出家」(Il regista di matrimoni)の上映会を開催します。
協力:パンドラ
お申し込み:こちらをクリックしてください。
お問い合せ:eventi.iictokyo@esteri.it
プログラム
上映「結婚演出家」
監督:マルコ・ベロッキオ/ 2006年/ イタリア・フランス/ 100分
出演:セルジョ・カステッリット、ドナテッラ・フィノッキアーロ
娘が結婚したばかりの映画監督フランコは、貴族出身の小説家アレッサンドロ・マンゾーニの作品「いいなづけ」の映画化を準備している時に謎めいた女性と出会う。その後、シチリアで新婚カップルを撮影中の演出家エンツォの家に招かれ、そこである貴族から娘の結婚式を撮影してほしいと依頼されるが・・・。
プレゼンテーション「永遠の映画大国 イタリア名画120年史」(集英社新書、2023年2月刊行)
古賀 太 Koga Futoshi
日本大学芸術学部映画学科教授。
専門は映画史、映画ビジネス。
1961年生まれ。
国際交流基金勤務後、朝日新聞社の文化事業部企画委員や文化部記者を経て、2009年より現職。
著書に『美術展の不都合な真実』、訳書に『魔術師メリエス』など。
現在も続く「イタリア映画祭」を2001年に立ち上げ、同年に「イタリア映画大回顧」、2004年には「ヴィスコンティ映画祭」を企画。
2005年にイタリア政府から「イタリア連帯の星」勲章騎士章を受章。
「結婚演出家」上映会&『永遠の映画大国 イタリア名画120年史』プレゼンテーション
日時:4月20日(木)18:30(開場18:00)
会場:イタリア文化会館ホール
東京都千代田区九段南2-1-30