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ラファエロ500

1520年4月6日、ルネサンスを代表する画家、建築家のラファエロ・サンツィオがローマで亡くなりました。
没後500年の今年、ラファエロに関するさまざまなマルチメディアのイベントが世界各地で開催されています。

 

Raffaello a Villa Madama(マダマ宮でのラファエロ)

イタリア外務・国際協力省が、スクデリエ・デル・クイリナーレの協力を得て、「ラファエロ 1520-1483」展開催を機にロンドン・ナショナル・ギャラリーによって制作されたマダマ宮に関する映像を公開します。

 

A lezione con Raffaello(ラファエロとの講義)

現在もなお、世界中の人たちを虜にし、影響を与え続けている芸術家、ラファエロの作品、人となり、その偉大さをさらによく知るための9回にわたる講義です。
講師は、バルバラ・イャッタ(ヴァチカン博物館館長)、チェチーリア・フロシニーニ(フィレンツェ貴石博物館壁画修復所長)、ルイジ・ブラーヴィ(ラファエロ・アカデミー長)、マルチェッロ・ファジョーロ(建築史家)、マルツィア・ファイエッティ、マッテオ・ラフランコーニ(両者とも「ラファエロ 1520-1483」展監修者)、クラウディオ・ストリナーティ(美術史家)、アーノルド・ネセルラート(美術史家)、ガブリエーレ・バルッカ(クレモナ県、ローディ県、マントヴァ県考古学・美術・景観監督局長)。講義はイタリア語で行われます。

 

Raffaello Opera Omnia(ラファエロ全作品)

イタリア外務・国際協力省は、Raicomとともに、「Raffaello Opera Omnia(ラファエロ全作品)」と題する企画を実現しました。これは、ラファエロの絵画作品を高解像度の画像で紹介するふたつのオンライン展覧会からなっています。

一つ目は、「Raffaello e le sue madonne – riflessi del cielo sulla terra(ラファエロと聖母たち-地に映った天の影)」展で、「ひわの聖母」(ウフィッツィ美術館)、「キリストの変容」(ヴァチカン博物館)を含む19作品を見ることができます。

もうひとつの「Raffaello ritrattista(肖像画家 ラファエロ)」展では、「バルダッサーレ・カスティリオーネの肖像」(ルーブル美術館)、「一角獣を抱く貴婦人」(ボルゲーゼ美術館)など、14点を展示し、肖像画家としてのラファエロの軌跡を辿ります。

 

Magister Raffaello(マギステル ラファエロ)

ラファエロの作品や美術史における位置づけなどの解説とともに、代表作6点を紹介します。
Magister Artが制作し、イタリア外務・国際協力省が推進するこの企画は、美術史家クラウディオ・ストリナーティ氏が監修し、フェデリコ・ストリナーティ氏と世界各国の研究者からなる学術委員会の協力のもと実現しました。