永山典男主宰イタリア墨心会書道展
イタリア、スイスなどで年間を通じて書道教室や合宿セミナーを展開し、ヨーロッパにおける書道の普及に尽力し続けている永山典男率いるイタリア墨心会。その活動は20年にわたり続いており、その中には数多くの著名デザイナーや芸術家も参加しています。その内の50名の会員と3名の書道家による楷書、行書、草書、隷書、篆書、自由書、そして篆刻での作品が113点展示されます。日本で初めて公開されるイタリアン書道展です。カタログ「イタリアン書道」は、164ページ、イタリア語と日本語の二カ国語で書かれ、53名による113点の作品が載せられ、マッシモ・ラヴェーリ教授の「線上の光と陰」と題された小論文や沢山のイタリアのミニ写真も載せられています。日本の伝統文化である書道を通して、異文化の交流について再考する機会を与えてくれます。 お問い合せ:イタリア文化会館 Tel. 03-3264-6011(内線29、13) ※7月18日(金)18時オープニングレセプション 永山典男 雅号 駟宮。1956年、茨城県生まれ。1980年、大東文化大学卒業。日本教育書道連盟理事。80年代イタリアで書道の指導を始める。自身の作品制作と平行して、定期的に各地で教室、合宿セミナーを開催し、ヨーロッパにおける書道の普及活動を続行している。イタリアを中心とした書道会『墨心会』会長。現在シチリア在住。