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展覧会『須賀敦子没後20年』

「ミラノ霧の風景」以来、イタリアでの暮らしや、イタリアの友人たちの思い出を綴ったエッセイで多くの読者を魅了した須賀敦子氏は、1998年3月20日、惜しまれつつ早すぎる生涯を閉じました。氏はまた、数々の日本の近現代文学をイタリア語に、またイタリアの現代文学を日本語に翻訳した文学者、翻訳者であり、複数の大学で教鞭を取っていたことも知られています。1999年、氏が生前に所蔵していた欧文書籍の一部および自筆のメモなどがイタリア文化会館に寄贈されました。今回は、没後20年を記念し、当館の所蔵する資料の一部を特別に展示いたします。20年を経てもなお、みずみずしく美しい文章で私たちの心をとらえてやまない須賀氏の、創作や執筆の源泉ともいえる貴重な書籍やその筆跡をぜひご覧ください。

*展覧会開館時間:11時~18時(期間中日曜日も開館)
お問い合せ: biblioteca.iictokyo@esteri.it Tel. 03-3264-6011(内線24, 29, 13)

 

  • 主催: Istituto Italiano di Cultura di Tokyo