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展覧会「アンジェロ・マンジャロッティ 構築のリアリティ」

戦後のイタリアの文化的景観に深い印象を与えたアンジェロ・マンジャロッティ(1921-2012)の建築の軌跡を紹介します。本展は、スイス・イタリア語圏大学メンドリシオ建築アカデミーのキュレーションで、2015年に同アカデミーにて開催された後、ヴィンタートゥール、チューリッヒ、ジュネーブ、イタリアのノヴァラを巡回しました。独特なシステム、モジュール、構築工法で表現した革新的な10のプロジェクトに焦点を当てた展覧会です。
建築、インダストリアルデザイン、彫刻と幅広い分野で、シンプルかつ基礎的な形態と機能や素材の探求を重ねて創造されたコンクリート、大理石、ガラスの作品はモダンデザイン界に大きな影響を与えてきました。
また、巡回6回目の東京展を記念し、展覧会キュレーターおよびマンジャロッティと親交のあった槇文彦氏を迎えた講演会を開催するとともに、本展の内容を網羅した日英バイリンガルの書籍がOpa Pressより出版されます。

アンジェロ・マンジャロッティ
Angelo Mangiarotti
1921年生まれ。1948年ミラノ工科大学卒業。1953-1954年アメリカ合衆国にて専門的な活動を展開。この時期、ライト、グロピウス、ミース等と親交を結ぶ。帰国後ミラノでスタジオを設立し1960年独立。創作の傍ら国内外の大学で教鞭を執る。1997年ミラノ工科大学建築学部インダストリアルデザイン学科教授。プレファブリケーション技術の第一人者としてバランザーテの教会や様々な構造システム建築の創造に加え、素材特性を造形に活かしたテーブル、時計、ガラス製品等のプロダクトデザインを手掛け国際的な名声を得る。ADIゴールデン・コンパス賞など受賞多数。創作モットーは「幸せは的確な仕事によりもたらされる」2012 年ミラノにて永眠。

展覧会
アンジェロ・マンジャロッティ 構築のリアリティ
会期:9月13日(金)~29日(日)会期中無休
時間:11:00~18:00(最終日は16:00まで)
入場無料
お問い合せ:eventi.iictokyo@esteri.it 

主催:スイス・イタリア語圏大学 メンドリシオ建築アカデミー、イタリア文化会館
特別協力:マンジャロッティ・アソシエイツ・ジャパン、工学院大学鈴木敏彦研究室
メインパートナー:Agapecasa、Vistosi社
後援:一般社団法人 日本建築学会、公益社団法人 日本建築士連合会、一般社団法人 東京都建築事務所協会、一般社団法人 東京建築士会、公益社団法人 日本建築家協会、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会
特別協賛:YKK株式会社、YKK AP株式会社、TOTO株式会社
協賛:ルミナベッラ東京、株式会社 秀光、株式会社 鈴木大理石東京、株式会社 日建設計、株式会社 内田洋行、文化シヤッター株式会社、田島ルーフィング株式会社、株式会社 シー. エイティ、黒部工業株式会社、株式会社 クオリ、株式会社 オカムラ、大和重工株式会社、三和シヤッター工業株式会社、株式会社 アークテック、株式会社 日本設計、株式会社 総合資格、株式会社 建築資料研究社、株式会社 くらし工房大和、株式会社 栗生総合計画事務所