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ワークショップ「リミナル・スペース リミナリティと移行:科学、文学、社会の境界にある「非場所」を探る」

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本ワークショップでは、さまざまな分野の研究者が集い、既知と未知のあいだの閾としてのリミナリティを考察します。イタリアと日本の文化的視点の対話を通じて、科学、文学、社会が交差する領域において、現代の未解決の課題をめぐって、リミナルな空間がどのように立ち現れているのかを探ります。
本ワークショップでは、リミナル・スペース(liminal space)、すなわち移行や境界に位置する空間のさまざまな側面に焦点を当てます。それは、それぞれ異なる法則や規則によって成り立つ複数の現実のあいだを行き来する「非場所」とも捉えることができます。「リミナル」という語は、ラテン語の limen(閾)に由来し、いずれの側にも完全には属さず、むしろ異なる領域をつなぐ橋渡しや通路として機能する境界的な領域を意味します。
多様な分野からの学際的な発表を通じて、異なる領域のあいだにある「閾」が、関係性や集合的なプロセスを生み出す触媒となる可能性を探ります。境界は必ずしも分断を意味するものではなく、むしろ異なるものが出会い、新たな知識や創造性、成長が生まれる場となり得ます。この視点を、社会のあり方だけでなく、宇宙に対する科学的・芸術的な表象にも広げて考察します。

本イベントは、2026年「宇宙の日」記念行事の一環として開催されます。

発表は英語で行われ、スライドには日本語訳が併記されます。

2026年9月30日(水)16時~18時30分(開場15時30分)
イタリア文化会館ホール(地下2階)
主催:在日イタリア大使館、イタリア文化会館

お申込みはこちら

お問い合せ: eventi.iictokyo@esteri.it

プログラム

本イベントでは、「リミナル」という概念のさまざまな側面をテーマに、分野横断的な講演が行われるほか、写真展も併催されます。

16:00 開会挨拶 イタリア文化会館、在日イタリア大使館

16:15    イントロダクション Marco Casolino(在日イタリア大使館 宇宙担当官)

16:25 「閾に住まう:日本の住宅建築におけるリミナル・スペース」
Chiara Rita Napolitano(京都大学大学院 人間・環境学研究科)

16:40 「物理学、探査、ガバナンスが交差する最後のフロンティア」
Kouichi Kikuchi(JAXA 国際関係・調査部 国際関係課 マネージャー、東京大学未来ビジョン研究センター(IFI)客員研究員)

16:55  「人間と機械のあいだにおける意識のリミナリティ」
Sarah Cosentino(ARAYA Inc. 主任研究員、在日イタリア人研究者協会(AIRJ))

17:10 「手描きアニメーションとコンピュータグラフィックスのあいだのリミナリティ」
Shun Iwasawa(テクニカルディレクター、スタジオポノック、元スタジオジブリ)

17:25 「リミナルなジェンダー、リミナルな親密性:現代日本における「中間」をめぐる交渉」
Marta Fanasca(在日イタリア人研究者協会(AIRJ))

17:40 「科学におけるリミナリティ:既知と未知の境界を探る」
講演者未定

17:55 講演者パネルディスカッション
司会:M. Casolino(在日イタリア大使館 宇宙担当官)

18:30 閉会挨拶