指揮者ガエタノ・デスピノーザ氏監修によるイタリア文化会館コンサートシリーズ第13弾は、ロッシーニのオペラ「アルジェのイタリア女」の序曲から、ヴェルディやプッチーニのオペラ作品のパラフレーズ、さらには現代音楽まで、フルート、ギター、ピアノでベルカントの歴史を辿ります。
※演奏中は入場いただけません。18時30分以降はご入館いただけませんのでご了承ください。
2024年7月9日(火)18時30分(開場18時)
イタリア文化会館ホール
主催:イタリア文化会館
お申し込み:こちらをクリックしてください。
お問い合せ:eventi.iictokyo@esteri.it
トリオ・ロスピリョーズィ
大熊 理恵子 フルート
ラポ・ヴァンヌッチ ギター
ルカ・トッリジャーニ ピアノ
プログラム
ジョアキーノ・ロッシーニ(1792-1868)
・オペラ『アルジェのイタリア女』より序曲(*)
(フルート、ギター、ピアノ)
フェルディナンド・カルッリ(1770-1841)
・ロッシーニの『泥棒かささぎ』による幻想曲
(フルート、ギター)
フランチェスコ・デ・サンティス(1954- )
・プッチーニの『蝶々夫人』のフライ・トリオ(***)
(フルート、ギター、ピアノ)
ポール A.ジュナン(1832-1903)
・ヴェルディの『椿姫』による幻想曲
(フルート、ピアノ)
― 休憩 ―
ルイジ・ジャキーノ(1962- )
・山猫のステップ…自由な想いをヴェルディのワルツに乗せて(***)
(フルート、ギター、ピアノ)
ヴィート・ニコラ・パラディーゾ(1964―)
・アッシジでのオレムス、作られた音(タランテッラ)(**)
(ギター、ピアノ)
フランチェスコ・デ・サンティス
・タラントリオ(***)
(フルート、ギター、ピアノ)
(*)ルカ・トッリジャーニ、ラポ・ヴァンヌッチによるトリオのためのトランスクリプション
(**)ルカ・トッリジャーニ、ラポ・ヴァンヌッチに捧げる
(***)トリオ・ロスピリョーズィに捧げる
音楽評論家、河野典子氏による曲目解説はこちらをクリックしてください。
プロフィール
大熊 理恵子 Okuma Rieko
名古屋芸術大学、フィレンツェ音楽院で学ぶ。P.マイゼン、M.M.コフラー、M.ニーダマイヤー、M.マラスコ、M.マッツァンティ、D.デ・サンティス等に師事。名古屋フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団はじめ重要なオーケストラと共演する。1998年よりイタリア在住。
ラポ・ヴァンヌッチ Lapo Vannucci
フィレンツェ国立音楽院、フィエーゾレ音楽院で学び、その後、パリのエコール・ノルマル音楽院で研鑽を積む。R.ビーニ、A.ボルゲーゼ、A.ポンセ、T. シャンニォ等に師事。スペツィア音楽院で教鞭を執るほか、ギターコンクール「ジュリオ・ロスピリョーズィ」の芸術監督を務める。ソリストとして、また室内楽奏者としても国内外の賞を多数受賞。桜井正毅氏がヴァンヌッチのために製作したギターを使用している。
ルカ・トッリジャーニ Luca Torrigiani
フィレンツェ国立音楽院、イモラ国際ピアノアカデミーで学ぶ。S.フィウッツィ、M.モキ、D.デ・サンティス、P.マーズィ、H.モレーノ、F.ウィボー、J.デームス等に師事。1992年、日本での演奏ツアーを皮切りに本格的に演奏活動を始める。ローザンヌ室内管弦楽団首席クラリネット奏者ダヴィデ・バンディエーリとデュオPrevertを結成し、国内外で賞を多数している。パドヴァ音楽院のピアノ主任教授。またジュリオ・ロスピリョーズィ音楽・文化協会の芸術監督を務めている。