この展覧会は長年にわたり、日本に移住してきたイタリア人に捧げられたものです。
インスタレーションは、研究者から農家、外交官からレーシングドライバーまでイタリア人コミュニティを代表する人々と彼らの活動を紹介するものです。このプロジェクトを監修したクリスティーナ・モリーニ・墨とヴァレンティーナ・カンナヴァは、このイベントの責任者であるニコレッタ・プロタとともに、イタリアと日本の両国に共通する食べ物である米に、二つの文化を強く結びつけるシンボルを見出しました。
展覧会:3月2日(土)14時から16時
3月4日(月)、5日(火)の10時30分から17時
3月1日(金)18時30分より、駐日イタリア大使ご臨席のもと、オープニング・セレモニーを行います。
お申込方法:こちらをクリックしてください。
お問い合わせ:comites.tokyo.fuji@gmail.com
クリスティーナ・モリーニ・墨
2003年、東京に移住。仕事と並行して、東京のイタリア人コミュニティのためにボランティア活動を続けてきた。2005年から2011年まで、また2013年から現在に至るまでイタリア女性協会の理事を務める。2011年には、東日本大震災の際に活動した「Italians For Tohoku(東北のためのイタリア人)」を共同設立し、その活動を推進した。2013年には、人々をまとめる力や、連帯の価値を示した功績などが評価され、イタリア共和国功労勲章「カヴァリエーレ」を受章。東京領事会に選挙制の組織を設立することを強く推進し、2021年、コミテス東京富士の会長(任期5年)に選出された。
ヴァレンティーナ・カンナヴァ
東京在住のイタリア人建築家。イベント、インテリア、ランドスケープデザインを中心に活動。2014年に来日し、様々な建築事務所で活動。2017年からは主にラグジュアリー・ブランドのイベント部門を担当。2021年、日本の雑誌「ADF-青山デザインフォーラム」でライターとしてのキャリアをスタート。2022年、東京の建築事務所「MB-AA Matteo Belfiore Architect and Associates」のパートナーとなった。
ニコレッタ・プロタ
2018年より東京在住。大学ではコミュニケーションサイエンスを専攻。その後、「Il Messaggero」などイタリアの主要新聞社で経験を積み、マルチメディア・ジャーナリズムの修士号を取得。”Il resto del carlino “紙の広報担当兼プレスとして勤務。2011年から来日するまでは、個人事業主として、ファッションとデザインの世界にエネルギーを注ぎ、文化イベントの開催に協力を続けた。