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TOKYO ARTE POP トーキョー・アルテ・ポップ──江口寿史×ルカ・ティエリ展

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TOKYO ARTE POP
トーキョー・アルテ・ポップ──江口寿史×ルカ・ティエリ展

 

東京で出会ったイタリアのコミックアーティストと日本のポップを代表するマンガ家によるクールでポップでちょっとレトロな都会感覚──それがTOKYO ARTE POP

日本文化に憧れて東京にやってきたイタリア人コミックアーティスト、ルカ・ティエリと彼が敬愛する日本マンガ界のKING OF POPこと江口寿史──東京で出会った二人の交流とそれぞれの眼差しを通じて描かれた都市風景や人物像を中心に新作も含めた異色の展覧会が2023年秋いよいよ開催されます。

展覧会のタイトルは「トーキョー・アルテ・ポップ」。

TOKYO ARTE POPはイタリア語で「東京ポップアート」を意味しますが、それは特定の時代の芸術様式やムーヴメントを指すものではなく、二人のアーティストの間に流れる共感や共鳴といった感情や情感とそこから醸し出される雰囲気やムード──クールでポップでちょっとレトロな都会感覚を表しています。

ポップ・アートとポップ・カルチャーを専門とするキュレーター・楠見清のコンセプトから生まれた「トーキョー・アルテ・ポップ」は、国境や時代を超えて浮かび上がる過去・現在・未来の東京の姿を一望する新しい視点の提案といえるでしょう。

日本のマンガや音楽に造詣の深いティエリと、ヨーロッパのコミックからも影響を受けながらポップな作風を確立してきた江口の間には、双方に行き交う文化的視点があります。その双方向性はヨーロッパにおけるジャポニズムや日本の近代西洋化といった歴史的交感の延長線上で今も引き継がれる文化的融合の縮図として見ることもできます。

二人の画風や題材はそれぞれ異なりますが、そこに共通するのは音楽やファッションといったポップ・カルチャーに対する鋭敏なセンス──日本のマンガ、アニメのみならず音楽ファンからも日本のシティポップが再評価され、現代日本のポップ・カルチャーが国内外から注目を集める中、「トーキョー・アルテ・ポップ」は日伊両国の視覚芸術と大衆文化の諸相を紹介するとともに、今を生きる私たちの「東京」と「アート」と「ポップ」のイメージを軽やかな色彩とタッチで感性的に浮き彫りにしていきます。

会期:2023年9月1日(金)~10月29日(日)

開館時間:11:00-17:00 月曜休 入場無料

会場:イタリア文化会館 エキジビションホール

東京都千代田区九段南2丁目1−30

主催:イタリア文化会館

制作・協力:東京新聞

*展覧会カタログは、一日に配布する部数を制限し、無料で提供しております。
お一人様につき1冊とさせていただき、転売を防ぐため、カタログの配布時に身分証明証の提示をお願いしております。
ご了承ください。

展覧会関連イベント  スペシャルトーク&ライブ

2023年10月5日(木)18:30

イタリア文化会館ホール

江口寿史、ルカ・ティエリ、楠見清(本展キュレーター)

ゲスト:曽我部恵一(シンガーソングライター)

参加ご希望の方は9月11日から24日までの間に申し込みリンクからお申し込みください。
応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
ご参加いただける方には9月29日までにメールでお知らせいたします。
お申し込みは終了しました。

お問合せ:eventi.iictokyo@esteri.it

江口寿史 EGUCHI, Hisashi
1956年熊本県生まれ。マンガ家、イラストレーター。1977年週刊少年ジャンプでマンガ家デビュー。斬新なポップ・センスと独自の絵柄でマンガ界に多大な影響を与える。代表作に『すすめ!!パイレーツ』『ストップ!! ひばりくん!』『エイジ』『キャラ者』など。1992年『江口寿史の爆発ディナーショー』で第38回文藝春秋漫画賞受賞。80年代からレコードやCDジャケット、広告イラストレーションも数多く手がけ、ファッションやカルチャーを反映した作風は世代を超えて幅広い層から支持され続けている。展覧会は「KING OF POP」(2015年〜16年全国8か所巡回)、「彼女」(2018年〜2022年全国8か所巡回)、「RECORD展」(2022年渋谷Bunkamura、大阪あべのハルカス他)、「NO MANNER」(2023年カイカイキキギャラリー)、「東京彼女」(2023年、東京ミッドタウン日比谷)。近著は画集『KING OF POP』(玄光社刊)、『step』、『RECORD』(ともに河出書房新社刊)、『彼女』(集英社インターナショナル刊)。新画集『step2』(河出書房新社刊)が近日発売予定。

ルカ・ティエリ Luca TIERI
1978年イタリア、トッレデルグレコ(ナポリ近郊)生まれ、現在東京都杉並区在住のコミックアーティスト、イラストレーター。アメリカのジェイソン・ムラーズのアルバム『ビューティフル・メス──ライヴ・オン・アース』(2009年)、日本のサニーデイ・サービスのアルバム『いいね!』(2020年)のCDアートワークなどで音楽ファンにも広く親しまれる。ヨーロッパのコミックと日本のマンガ、映像や音楽、雑誌イラストレーションやTシャツのデザインなど国境やジャンルや媒体といった既成の枠組みを超えたポップな作風が高く評価される。主な著作に作品集『The Art of Luca Tieri』(2006年、アメリカ)、コミック『VECTA』(2021年、イタリア)など。個展は「TURBO GIRL」(2019年、阿佐ヶ谷・VOID)、「LUCATOPIA」(2021年、同)、『電撃Bit』(2022年、蔵前・TOKYO PiXEL. shop & gallery)ほか多数。最新のアートプロジェクトに「千のライト」(2023年、凸版印刷VIRTUAL HUMAN LAB.)がある。

楠見清 KUSUMI, Kiyoshi(本展キュレーター)
1963年生まれ。美術評論家、東京都立大学東京准教授。著書『ロックの美術館』ほか。展覧会企画に「KRAZY! The Delirious World of Anime + Comics + Video Games + Art」共同キュレーター(バンクーバー美術館、カナダ、2008年)、「天と地の出合う場所Where Heaven meets Earth」ディレクター(文化庁海外メディア芸術祭等参加事業、サンパウロ、ブラジル、2014年)、「江口寿史イラストレーション展|彼女」監修(2018年〜)などがある。江口寿史論を含む美術評論集『ポップ・オン!』近日刊行予定。