指揮者ガエタノ・デスピノーザ氏監修によるイタリア文化会館コンサートシリーズ第17弾として、11月15日にイタリアの現代音楽作曲家サルヴァトーレ・シャリーノ氏の作品演奏会を開催するのに先立ち、来日するシャリーノ氏による講演会を11月13日(水)に行います。
(日伊逐次通訳付)
2024年11月13日(水)18時30分(開場18時)
イタリア文化会館ホール
主催:イタリア同時代芸術を広める会、イタリア文化会館
助成:公益財団法人野村財団
制作:東京コンサーツ
お申し込み:しばらくお待ちください。
お問い合せ:eventi.iictokyo@esteri.it
プロフィール
サルヴァトーレ・シャリーノ Salvatore Sciarrino
1947年イタリア・シチリア島、パレルモ生まれ。
音楽学校に通わずに独学で12 歳から作曲を始め、1962 年に最初の公開コンサートを開いた。1983 年からウンブリア州のチッタ・ディ・カステッロに居住。その音楽は異なる聴き方や感情的認識を促す独自の要素を持ち、40 年以上にわたり驚異的な創造的発展を遂げてきた。これまで、スカラ座をはじめとする劇場や楽団、音楽祭からの作品委嘱も数多く、作品はRicordi 社およびRAI Trade 社から出版され、リリースされたCD は100 枚以上に及ぶ。オペラのリブレットや様々なジャンルの記事の執筆、教育者としても活躍し、ボローニャ市立歌劇場の芸術監督も務めた。ザルツブルク音楽賞(2006)やヴェネツィア・ビエンナーレから生涯功労賞の金獅子賞(2016)を受賞するなど、数々の功績が認められている。2024年10月には神奈川県民ホールにて「ローエングリン」(1982-84)、「瓦礫のある風景」(2022)が日本初演される。