2025年1回目となる指揮者ガエタノ・デスピノーザ氏監修によるイタリア文化会館コンサートシリーズ第20弾は、ソプラノ歌手カロリーナ・リッポのリサイタルです。
※演奏中は入場いただけません。また、18時30分以降はご入館いただけません。
また館内では、キャップ付き飲料以外の飲食は禁止とさせていただきます。ご了承ください。
2025年1月30日(木)18時30分(開場18時)
イタリア文化会館ホール
主催:イタリア文化会館
お申し込み:こちらをクリックしてください。
お問い合せ:eventi.iictokyo@esteri.it
プログラム
ホアキン・トゥリーナ(1882-1949)
・ピアノ伴奏歌曲《カンシオーネス形式による詩曲》
1. 献呈
2. 忘れない
3. カンタレス
4. 二つの恐怖
5. 愛に狂う女たち
ヴィンチェンツォ・ベッリーニ(1801-1835)
・帰れ、愛しのフィッリデよ
・優雅な月よ (ポーリーヌ・ヴィアルド版)
イサーク・アルベニス(1860-1909)
・ボラーニョス侯爵夫人のイタリア語による6つのバラード
1. 舟歌
2. 別離
3. ばらの贈り物
4. あなたの眼差し
5. 私は死ぬでしょう!
6. 夢でまたあなたに会った
フェルナンド・オブラドルス(1897-1945)
古のスペインの歌より
・一番細い髪の毛で
・エル・ビート
フランチェスコ・パオロ・トスティ(1846-1916)
・可愛い口もと
・マレキアーレ
・魅惑
・夢
・最後の歌
ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901)
・徽章
・孤独な部屋で
・乾杯の歌(初版)
カロリーナ・リッポ Carolina Lippo ソプラノ
ボローニャ音楽院のピアノ科を卒業。2016年、ウィーンにあるアン・デア・ウィーン劇場のヤング・アーティストプログラムに参加し、国際的なキャリアを歩み始める。同劇場にて、パーセル『妖精の女王』をはじめ、ドニゼッティ『ドン・パスクアーレ』、ヘンデル『オレステ』および『サウル』、サリエリ『やきもち焼きの学校』、ポルポラ『ナクソス島のアリアドネ』、モーツァルト『コジ・ファン・トゥッテ』、ゴットフリート・フォン・アイネム『老貴婦人の訪問』などに出演。2018年には、ハンブルグで行われたミヒャエル・シャーデ主催のステラ・マリス国際声楽コンクールで優勝し、ドレスデン州立劇場で『フィガロの結婚』のスザンナ役としてデビューした。
トリノ王立歌劇場をはじめ、ヴァッレ・ディトリア音楽祭、ケルン市立歌劇場、グラインドボーン音楽祭、ドレスデン国立歌劇場、フェニーチェ劇場、ハレ・ヘンデル音楽祭、セージ・ゲーツヘッド、グランジ・フェスティバルなど、イタリア国内外の著名な劇場や音楽祭で活躍。さらに、ファビオ・ルイージ、クリストフ・ルセ、フェデリコ・マリア・サルデッリ、ローレンス・カミングス、オメール・メイア・ヴェルバー、ユッカ=ペッカ・サラステ、デヴィッド・パリー、ミヒャエル・ボーダーなど、世界的に活躍する指揮者と共演し、また、ピエル・ルイージ・ピッツィ、カリスト・ビエイト、ヨハネス・エラート、クラウス・グート、マリアム・クレマン、バリー・コスキー、アルトゥーロ・チリッロ、ヴィットリオ・スガルビ、キース・ウォーナー、ペーター・コンヴィチュニーなど、第一線で活躍するオペラ演出家と協働した。
小埜寺美樹 Onodera Miki ピアニスト
東京都立芸術高等学校音楽科、国立音楽大学器楽学科卒業。
二期会、藤原歌劇団、文化庁オペラ研修所、国立音楽大学大学院オペラ科伴奏助手など、コレペティトゥアとして研鑽を積む。
文化庁在外派遣研修員としてイタリアに留学。
第6回奏楽堂日本歌曲コンクール優秀共演者賞、第3回沖縄シュガーホールオーディション最優秀伴奏賞、第5回水戸芸術館オーディション合格、第2回Foggia国際ピアノコンクール第3位他、数々のコンクールに入選。
ソロ、室内楽の他、オーケストラ鍵盤奏者としても活躍。
またオペラセッコチェンバリストとして、文化庁青少年移動公演の「愛の妙薬」でデビュー。以降、文化庁オペラ研修所修了公演「ドン・ジョバンニ」新国立劇場「フィガロの結婚」「セヴィリアの理髪師」「チェネレントラ」「コジ・ファン・トゥッテ」他、数々ノオペラセッコチェンバロを務める。
ピアノを山脇一宏、植田克己、ファブリーツィオ・ガリッリ、ロベルト・コレアノ、コレペティを福森湘に師事。
現在、新国立劇場オペラ制作音楽スタッフとしてオペラ公演に携わるほか、新国立劇場研修所講師として後進の指導にあたっている。