指揮者ガエタノ・デスピノーザ氏監修によるイタリア文化会館コンサートシリーズ第21弾は、メルト・スング(テノール)とキアラ・カッターニ(ピアノ)によるコンサートです。
※演奏中は入場いただけません。また、18時30分以降はご入館いただけません。
また館内では、キャップ付き飲料以外の飲食は禁止とさせていただきます。ご了承ください。
2025年3月27日(木)18時30分(開場18時)
イタリア文化会館ホール
主催:イタリア文化会館
お申し込み:こちらをクリックしてください
お問い合せ:eventi.iictokyo@esteri.it
プログラム
ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759)
「タメルラーノ」より
・アリア 天地は怒りで身を固めよ(オスマン帝国バヤゼット雷帝)
「ロンバルディア王妃ロデリンダ」より
・レチタティーヴォ- アリア わが胸は地獄となった – 小さな羊の群れの羊飼いでも(ランゴバルド王グリモアルド)
ドニゼッティ・パシャ(ジュゼッペ・ドニゼッティ)(1788-1856)
・ワルツ*
ジョキアーノ・ロッシーニ(1792-1868)
「セビリアの理髪師」より
・カヴァティーナ ごらん、空がしらみ(アルマヴィーヴァ伯爵)
・カンツォーネ もし私の名を知りたければ(アルマヴィーヴァ伯爵)
スルタン・アブデュルアズィズ・ハン(1830-1876)
・招待のワルツ*
ジョキアーノ・ロッシーニ
「セビリアの理髪師」より
・アリア もう逆らうのをやめろ(アルマヴィーヴァ伯爵)
ドニゼッティ・パシャ(ジュゼッペ・ドニゼッティ)
・トルコ風*
・新しい歌(オスマン宮廷のための室内楽作品、オスマン語による)
・オスマン帝国行進曲*
ガエターノ・ドニゼッティ(1797-1848)
「連隊の娘」より
・アリア ああ、友よ!なんと楽しい日!(トニオ)
ジョキアーノ・ロッシーニ
・「踊り」(詞:カルロ・ペポリ)
*ピアノ独奏
メルト・スング Mert Süngü
イスタンブール出身の若手テノール歌手。ミマール・スィナン芸術大学、ボローニャ歌劇場オペラ学校で学び、優れたベルカントとモーツァルトなどのレパートリーで好評を博す。2024-2025シーズンは、パレルモのマッシモ劇場で「イングランドの女王エリザベッタ」レイチェステル役、イスタンブールで「椿姫」アルフレッド役、フィレンツェ歌劇場で「ノルマ」ポリオーネ役を務める。また、オメール・メイア・ヴェルバー指揮のシュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭ガラコンサートにも出演する。
これまでに、エクス=アン=プロヴァンス音楽祭での「モイーズとファラオ」出演に加え、ジュネーブ大劇場で「ユグノー教徒」ラウル役、「ロベルト・デヴリュー」タイトル・ロールを務めた。また「セビリアの理髪師」アルマヴィーヴァ伯爵役、「愛の妙薬」ネモリーノ役、「アンナ・ボレーナ」リッカルド・ペルシー卿役などで世界的に著名な劇場に出演。高名なルチアーノ・セッラ、ラウール・ヒメネのもとで研鑽を積み、ファビオ・ルイージ、クリスティアン・ティーレマン、ロレンツォ・ヴィオッティといった名だたる指揮者とも共演している。
キアラ・カッターニ Chiara Cattani
チェンバロ奏者、ピアニスト、フォルテピアノ奏者。ピアノとチェンバロを最優秀の成績で修了後、ザルツブルク・モーツァルテウム大学で研鑽を積む。様々な国際コンクールで受賞を重ね、ヨーロッパ、ロシア、イスラエル、パレスティナ、日本で、ソロコンサート活動のみならず、著名な室内楽団や、ベルリン国立歌劇場、バーゼル劇場、ザクセン州立歌劇場などのオーケストラに加え、フライブルク・バロック管弦楽団、アカデミア・ビザンチア、アカデミア・モンティス・レガリスとの共演を行っている。
タクトゥス、ブリリアント、グロッサ、ディナーミクといったレーベルに、ハッセやサルティのソナタを録音し批評家から高い評価を受ける。ジュゼッペ・サルティに関する本を出版。インスブルック古楽音楽祭では、ヴィヴァルディ「貞節なニンフ」でチェンバロ奏者・指揮者としてデビュー。現在、コゼンツァとボローニャの音楽院で後進の指導に当たるほか、ファエンツァで開催される「マルコ・アッレグリ」マスターコースの音楽監督を務める。