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須賀敦子翻訳賞

第六回須賀敦子翻訳賞授賞作品決定!(2025922日更新)

「須賀敦子翻訳賞」は1988年に創設、2007年に中断された「ピーコ・デッラ・ミランドラ賞」(過去受賞作一覧PDF)の後継として2014年に新設され、イタリア語の著作の優れた日本語への翻訳を評価、広く紹介することを目的とし、隔年で開催しています。去る9月12日、イタリア文化会館において、岡田温司、柴田元幸、関口英子、野谷文昭、和田忠彦(委員長)の5氏からなる選考委員会が開かれ、第六回須賀敦子翻訳賞授賞作品が決定いたしました。

授賞作品 

望月紀子訳『わたしの人生』(ダーチャ・マライーニ、新潮クレストブックス、2024年11月)

歴代授賞作品

第1回授賞作(2014)

白崎容子・尾河直哉訳『ピランデッロ短編集 カオス・シチリア物語』(白水社、2012)

関口英子訳『月を見つけたチャウラ ピランデッロ短篇集』(光文社、2012)

 

第2回授賞作(2016)

橋本勝雄訳『プラハの墓地』(ウンベルト・エーコ著、東京創元社、2016)

栗原俊秀訳『偉大なる時のモザイク』(カルミネ・アバーテ 著、栗原俊秀訳、未知谷、2016)

 

第3回授賞作(2018)

上村忠男訳『哲学とはなにか』(ジョルジョ・アガンベン著、みすず書房、2017)

 

第4回授賞作(2020)

國司航佑訳『断想集』(ジャコモ・レオパルディ、幻戯書房、2020)

 

第5回授賞作(2023)

斎藤ゆかり訳 『フォンタマーラ』(イニャツィオ・シローネ、光文社、2021年10月)

長野徹訳 『動物奇譚集』(ディーノ・ブッツァーティ、東宣出版、2022年3月)